第18話

Story17
47
2018/08/29 14:16
紅華
なぁ、もしどっちかが告られたらどーするの?
律音
んー。どうって...あんま考えた事ないな
紅華
もしもの話だ!どうする?
律音
オレだったら――――――
上がったよー!
律音が答えようとした瞬間、女性陣がお風呂から上がってきた。
紅華
おー。んじゃあオレらも入るか
叶愛
いってらー
律音
大丈夫か?叶愛
叶愛
ん。へーき
ちょっと話しすぎただけだから!私達の事は気にせずにゆっくり入っておいでー!
律音
お、おう
紅華と律音がお風呂に行くのを見届けた後、叶愛と徠は冷凍庫を開けた。
叶愛
ん。涼しい...
涼まない!ほらアイス。
叶愛
ありがと
ガチャッンとお風呂の扉の閉まる音が聞こえると徠は口を開いた。
...ねぇ、アレわざとでしょ?
叶愛
ん?
逆上せたフリなんかして
叶愛
さぁ?
ベリッと袋を開け、アイスを頬張った。
ひんやりとした冷気が口の中に広がって心地よい。
はぁ...
叶愛がマジだったのは驚きだわ。
叶愛
私だって自分がここまで欲しいと思ったなんてビックリよ?
2人はソファに並び何かやってるかテレビをつける。
叶愛
やってないね。
そーだねぇ...。
明日のご予定は?
叶愛
おっ!いいね〜
叶愛
日焼け止めしっかり塗らないとね
そーだね。
あっ、当たりだ〜
叶愛
本当?よかったね
クーラーの風を当たりながら2人の帰りを待った――

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