第8話

Story7
72
2018/08/27 15:03
叶愛
...ねぇ。
律音
おはよう。どうした?
叶愛
夏休み、8月8日〜8月10日空いてる?
昨日徠と会話していた別荘に招待する事を律音に話した。
律音
空いてるけど...。てか、凄ぇな!別荘持ってるなんて...
叶愛
そう?
おはよー!何の話してるの?
律音が問いかける中、徠が登校してきた。
律音
おはよう。実は叶愛が別荘に招待してくれるって。徠も来るかい?
あーね!その件は昨日聞いてるから!
ありがとう!と徠が目で送ってきた。
紅華
りおーん!
律音
ん、紅華(くれは)か。
おはよう。
遠くから律音とよく連んでいる浅間(あさま)紅華がやって来た
紅華
はよ!何話してたんだ?
律音
あぁ。夏休みに叶愛の別荘に行くことになって...。あっ...
悪いと律音は訴えた。
叶愛
――いーよ。別に。
浅間も来る?
紅華
マジで!?佐々木、オレもいいのか?
叶愛
多い方が楽しいって言うでしょ?
そーだよ!紅華もおいでよ!
紅華
サンキュー!
あっ、律音。今日、日直だろ?手伝うぜ
律音
悪いな。じゃあまた後で
うん!
人嵐が過ぎ去って徠と話をした。
ねぇ...。
紅華も誘っちゃって大丈夫なの?
叶愛
平気でしょ?
それに徠と月島の邪魔はさせないように私が浅間を見張ってるから。
ありがとー!やっぱ持つべきものはいいねー!
叶愛
はいはい。もうもうすぐチャイム鳴るから帰れ
と言うと同時に鳴った。
ひゃあー。叶愛は厳しいねー。じゃあまたね!
徠に手を振り、ため息を零した。
叶愛
(夏休みが楽しみになってきたな...)
高まる胸の鼓動を抑えながら、先生の話を耳を傾けた―――

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