🐻「それで?
説明してもらおうかな?」
えっと、何この状況
🐻「正直に答えるんだよ
なんで嘘なんかついたの?」
答えたくない…
🐻「答えないんだ…」
ボムギュがふいっと下を向いた
なんか可哀想になってきた…
🌸「えっとね…
嘘つく気はなかったんだよ、だけど…」
ボムギュは私を真っ直ぐ見つめている
🌸「私あんまり男子と話したこととかなくて…
悪い思い出ばっかりだから…
怖かった。」
私は正直に話した
ボムギュがどんなリアクションをするのか怖い
でも
🐻「そうなんだ…
ごめんね、無理やり、」
どこか寂しそうな表情
🌸「ううん、全然!
むしろ話せてスッキリした…
これからも話していいかな?」
🐻「ドキッ…え?
もちろん!」
少し戸惑ってたけど嬉しそうでよかった
🌸「って、もう9時!?
先お風呂入るね」
私は走ってお風呂場に向かった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。