オムライスを持って、再び席に着く。
私がそう言うと、2人は眉をひそめた。
なるほどね。
そうやって言われてやっと理解が追いついた。
我ながら上手く出来たわ、これ←
…あっ、やばい、つい…。
えぇぇ…。
罰ゲームぅぅぅ…。
何されるんだろ?
なんか怖いなぁ…。
さっき罰ゲーム決まった時にも悪魔の微笑みしてたし…。
2人はまた悪魔の微笑みで
と言った。
さっきの騒動を知らないさとみくんが顔を青くしながら聞いてきた。
いつの間にかジェルくんに渡したお皿は空っぽになっている。
さとみくんももうすぐ終わりそう。
一方私は半分くらい。
早すぎだよ、高校生男子の食事のスピードっ…!
親から聞いたことはある気がする。
私はすごく甘い、レアな血を持っているんだって。
そういえばよく吸血鬼に絡まれるけどお父さんがやっつけてくれたっけ…。お父さんも吸血鬼特別対策警察だから。
今となってはお父さんのこと嫌いなんだけどね。
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この小説のお気に入りが、私の書いている「いちごのおうじと鬼滅の刃」と並んでいてびっくりしましたw
合計閲覧数はこっちの方が多かったです。(8/10 朝時点)
まさかこんな短期間にここまで伸びるとは思ってませんでした…。
いつも見てくれてありがとうございますm(_ _)m
この小説はまだ続くのでこれからも楽しんでいただければ幸いです。
それではおつみなさっち!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。