第4話

♯4
937
2020/08/08 08:30
さとみさんとジェルさんがお風呂に入っている間、私は晩ご飯の準備をすることにした。
そういえば、少しでいいから匿って欲しいって言ってたけど、少しってどのくらいなんだろう…。
後で聞いてみよう。
家族には…バレるまで秘密でいいか←
さて、晩ご飯は、何を作りましょうかね…。
頭にパッと浮かんだのはオムライス。
(なまえ)
あなた
よし、オムライスでいいか
まずはチキンライスに混ぜる具材を切る。
あ…鶏肉ない…から、ベーコンで代用。
ベーコンライス…とは言わないね、ケチャップライスだね。
ベーコンとか、にんじんとかを切っている時。
Jel
お風呂あがりましたぁ!
ジェルさんが急に声をかけてくるものだから、間違えて指をほんの少し切ってしまった。
(なまえ)
あなた
いっ…
Jel
どしたん?
(なまえ)
あなた
指を間違えて…あはは…
幸いほんの少しだから傷は浅いものの、血が出ている。
するとそれを見たジェルさんは、私の手を取り、
Jel
ちょっとごめんな
傷をペロッと舐めた。
(なまえ)
あなた
ひゃ⁉︎
びっくりして、怪我した手を見ると、怪我したことが嘘かのように治っている。
(なまえ)
あなた
あれ…治ってる
ありがとうございます…
Jel
(なまえ)
あなた
ジェルさん?
Jel
あぁ、ごめん、どういたしまして
じゃあ、俺はリビング行くで
(なまえ)
あなた
あ、はい…
ジェルさんがキッチンを出たのを見届けて、料理を再開した。
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Jel
なあ、さとちゃん
あなたちゃん、"蜜血"かもしれへん
Satomi
へぇ〜蜜血…って、えええ⁉︎











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蜜血とは、甘くてレアな血らしい。
ググっても漫画しか出てこなかったけど!
そういえば青春・学園新作ランキング80位に載ってました( ˙-˙)←
ありがとうございます!
もっと上目指す(`・ω・´)✨
それでは、おつみなさっち!

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