しばらくベッドに寝転がっていると、先生が声を掛けてきた。
そう言い残してドアから出て行く。
言われた通りベッドにいるとしばらくして、浅い眠りについた。しかし、エアコン直下にいるせいで寒くなって起きてしまった。
ベッドから抜け出し、椅子に座っていると、先生が帰ってきた。
先生と話している時、和歌が入ってくる。
次の競技が借り物競争と言うことだろうか。
和歌はそう言いながら、私の使っていたベッドの隣のベッドのカーテンを開ける。
そこにはさとみくんがいた。
放送「お知らせします。借り物競走に出場する生徒は、入場門に整列してください」
あ、私の番だ。
…この2人、放って行こうかな←
…よし、そうしよう←
と、言い合いで絶対聞いてない2人に向けて言っておき、先生にお礼を言って保健室を出る。
外は暑い。ひたすら暑い。
もうすぐ夏休みだと思って頑張りますか。
私の高校の夏休みは8月1日から8月31日までなんだよね。短い。
入場門に向かう途中、生徒待機テントの近くを通る。
その時に、運悪く私を転ばせた人と目が合ってしまった。
心の声だだ漏れしてますやん←
よし、絶対4組には負けない。
気持ちを改め、入場門に並んだ。
______________________________________
今回はここまで!おつみなさっち!
(いつも雑談が長いので今日はこれだけで終わってみた)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!