第31話

♯31
380
2020/09/30 08:00
しばらくベッドに寝転がっていると、先生が声を掛けてきた。
せんせー
先生少し用事で席外すから休んでてね
そう言い残してドアから出て行く。
言われた通りベッドにいるとしばらくして、浅い眠りについた。しかし、エアコン直下にいるせいで寒くなって起きてしまった。
ベッドから抜け出し、椅子に座っていると、先生が帰ってきた。
せんせー
寝てなくて大丈夫?
(なまえ)
あなた
多分大丈夫です
せんせー
そうね、顔色良くなってきてるからもう大丈夫だと思うよ
怪我は痛くない?
(なまえ)
あなた
はい
先生と話している時、和歌が入ってくる。
次の競技が借り物競争と言うことだろうか。
和歌
和歌
しつれーします
あなた呼びに来たんですけど
せんせー
あら、風葉さん
星影さんもう大丈夫よ
和歌
和歌
やっほーあなた
次、あなたが出る競技だから呼びに来たよ
走れそう?
(なまえ)
あなた
ありがと
もう大丈夫そう
和歌
和歌
あ、ついでに
和歌はそう言いながら、私の使っていたベッドの隣のベッドのカーテンを開ける。
そこにはさとみくんがいた。
和歌
和歌
こいつももらっていきます
Satomi
え"
(なまえ)
あなた
さとみくん、いたの⁉︎
Satomi
あー…まぁまぁまぁ…
…てか、まだ行きたくない
俺の出る競技もう少し先じゃん
和歌
和歌
しのごの言わず行きましょう(圧)
Satomi
嫌です(真顔)
(なまえ)
あなた
…w
放送「お知らせします。借り物競走に出場する生徒は、入場門に整列してください」
あ、私の番だ。
…この2人、放って行こうかな←
…よし、そうしよう←
(なまえ)
あなた
和歌ー
私次出るから行くねー
と、言い合いで絶対聞いてない2人に向けて言っておき、先生にお礼を言って保健室を出る。
外は暑い。ひたすら暑い。
もうすぐ夏休みだと思って頑張りますか。
私の高校の夏休みは8月1日から8月31日までなんだよね。短い。
入場門に向かう途中、生徒待機テントの近くを通る。
その時に、運悪く私を転ばせた人と目が合ってしまった。
隣のクラスのモブ
チッ…あいつ、戻ってきやがった
心の声だだ漏れしてますやん←
よし、絶対4組には負けない。
気持ちを改め、入場門に並んだ。
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今回はここまで!おつみなさっち!
(いつも雑談が長いので今日はこれだけで終わってみた)

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