第20話

♯20
524
2020/08/21 07:00
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ジェルside
下校中、苺郷兄弟に会った俺らは、少し話した(?)後、ちょっと目を離した隙に、あなたちゃんが苺郷兄弟のうちの2人、るぅとところんにナンパされていて、俺たちはななもりさんから足止めを食らっていた。
しかし、あなたちゃんが逃げ出したらしく、るぅころがケンカを始めた。
Colon
るぅとくんのせいで逃げられたんだけど!
Root
なんで僕のせいなんですか!
ころちゃんが僕の話聞かないからでしょ⁉︎
ななもりさんが2人を止めに入ったのを見て、俺ら3人もその場から逃げた。
Nanamori
あ、逃げられた〜
Root
全滅じゃないですか…どうします?
Nanamori
いいんだよ、あなたちゃんが俺を思い出したんだから…
Colon
へぇ〜あの子あなたちゃんって言うんだ〜
Root
ころちゃんそんなこと言ってる場合じゃないでしょ
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ある程度逃げたら、もうそこはあなたちゃんの家の近く。
Rinu
俺の家あっちだから行くね
莉犬が帰ると言うので、近くまで送って行った。
そういえば莉犬の住んでるところあなたちゃん家の近所のマンションってさっき話してたっけ。
Rinu
別に来なくてよかったのに…
Jel
ツンデレやな
Satomi
だなー
Rinu
あ"?
え、これ睨まれることじゃなくね(´;ω;`)
マンションのエントランスで追い返されて、仕方なくマンションから出るものの、雨が降って来た。
数日ぶりの雨に濡れる覚悟で、道に踏み出した時、さとちゃんと誰かがぶつかった。
Satomi
いった…
???
す、すみません!
そっちを向くと、そこにいたのはあなたちゃん。
思わずさとちゃんと声を揃えて名前を呼んだ。
するとあなたちゃんは、ここが道端であるにも関わらず、俺たちに抱きついて来た。
Jel
ど、どうしたん?
驚きながらそう聞くと、
(なまえ)
あなた
2人が見つかったことが嬉しくて…
と言った。
体は雨に濡れて冷たくなっていた。
そばを離れていたのはたったの30分程度なのに。
こんなになるまで探してくれて。
そうなるとこっちも嬉しくなって、
あなたちゃんを抱きしめ返した。
それはさとちゃんも一緒だった。
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昨日とったいつからログイン限定にするかというアンケート結果です。
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という訳で完結後にログイン限定かけます。
※2人とも「1か2がいいけど、どちらかというと2」だったので2番に票を入れさせていただきました。
ご協力ありがとうございました!
おつみなさっち!

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