ねえ、どうして隠すの??
君が僕を好きだってこと、
もう全て君の顔に書いてあるんだけど。
ねぇ、何で僕を見て目をそらすの?
もう僕は知ってるよ?分かってるよ?
なのになんで?_______________
_____________________________________________
僕が気づいたのはあの時。
普通に廊下を歩いてたんだ。
僕を見つめる視線を感じて、
後ろを振り向いたんだ。
そしたら君がいたんだ。
そこから、
ほぼ毎日視線を感じる。
後ろを振り向くと君が必ずいる。
君はいろんなことをして誤魔化しているけど、
顔をそむけてたって、
見てないフリしてたって、
驚いてないフリしてたって、
遠いとこ見つめてたって、
あたふたしてたってㅋㅋ、
分かっているんだよ。
僕の周りをうろちょろしている、
君の気持ち
どーして、隠すの?
僕を好きだってこと。
顔に書いてあるぐらいバレバレなのに。
どうして、目をそらすの?
なんで______________??
それから僕達は普通に友達となり、
知り合った。
気づかれてないって信じている君は
あまりにも可愛いすぎて、
知らないふりをしているけど、
もうそろそろ限界なんだ。
全部わかってるんだもん。
だから、君に言わせる_______________
_______________無言_______________
手を握る
あなた。
なんでそんなに隠してたの?
顔に書いてあるからバレバレだったのに。
なんで僕を見て目をそらすの?
全部わかっていたんだから。
でも、そんな君が僕も、
大好きだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。