第9話

龍友の気持ち
444
2018/12/04 01:21
最後の学校
僕は夢のためっていうのもあるけど、ほぼ家の都合で高校は兵庫に戻らないといけない
でもその事は涼太以外の2人には言っていない
今日の帰り道に言おう!そう決めていた
なんでかは、あのふたりはすぐ泣くから泣いてる顔をずっと見ていたくないから
僕も悲しいけどあなたを付き合うという目標があるから頑張れる
今までは夢ばかり追いかけていたのに
もうあなた付き合うために夢を叶えるという気持ちになってしまった
僕は入学した時から好きだった
3年間ずっと一緒に過ごしてきたから
あなたは良い奴だって行くのは分かりきっていること
なのに
あなたは美人で喋らせなければクールに見える
喋ったら天然丸出しで笑顔が表せられないぐらい可愛いからたまに不安になる
今日はやけに不安に思っていた
そしたらひなが
ひな
あなたは学校一のイケメン白濱亜嵐に告られたのに断わった
その時モヤモヤしていた気持ちが少し晴れた
数原龍友
やっぱりモテるんやなあなたは
ていうか誰や白濱亜嵐って
誰にも聞こえないぐらいの声で言った
学校一のイケメンからの告白を断ってくれたことが僕を安心させた
絶対あなたを守る
僕は心から誓った
後輩
キャーーー亜嵐先輩!!
白濱亜嵐
白濱亜嵐は頭をペコペコしながら歩いていた
まるで後輩達が騒いでることを申し訳なさそうに
いい人そうだった
数原龍友
めっちゃイケメンやん
あなたあんなイケメンの告白を断って勿体無いなと思った
でも僕を選んでくれた自信持て!!自分
そう言い聞かせた

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