第18話

13話
2,980
2020/04/29 08:55
私のおばあちゃんはある仕事で活躍していた
そして、その仕事はとても儲かるものだった
だから父親はおばあちゃんに頼んで「ヒーロー道場」というのを立てた
そこでは、個性を使いながら戦う方法なんかが教えられていた
私も、よく父親と一緒にその道場に行って、そこのみんなと練習した














.
あなた

おりゃ!

モブ
モブ
わっ!
私は相手の子を思い切り遠くに飛ばした
モブ
モブ
いたた…
あなた

あ、ごめんね?

モブ
モブ
あ…
ううん!大丈夫!
モブ
モブ
やっぱりあなたちゃんは強いね!
あなた

ううん…w
こんなんじゃ雄英になんて行けない…
もっと頑張らなきゃ…!

モブ
モブ
…そっか!
あなた

あ!そろそろ轟の家行かなきゃ!

あなた

じゃーねー!

モブ
モブ
ばいばい!
私は小学生になったあたりから、道場がある月水金は終わったあと轟の家に行くようにしていた
そして…













.
あなた

あ!おじさん!こんにちは!

エンデヴァー
エンデヴァー
ああ、あなたちゃん、今日もかな?
あなた

うん!おばあちゃんからたっくさん話聞いてきたから!

あなた

轟に有利な戦い方!

エンデヴァー
エンデヴァー
そーかそーか!いつもありがとーな
あなた

いえ!

この頃、おばあちゃんはもう引退していた
だからエンデヴァーと会うこともないと、それを上手く利用していた
あなた

じゃ、轟!行こ!

轟
ああ

























.
あなた

ふぅー

あなた

なんかあんたのお父さん騙すのちょっと怖いんだけどw

轟
クソ親父、お前のことは悪いふうには思ってねぇから大丈夫だ
あなた

そっかw
良かったー

あなた

じゃ今日もやろっか!

轟
…ああw
この頃から私と轟は練習と称してよく戦っていた
轟
(氷で壁を作る)
あなた

うわっ

轟
(両端に壁を作って真ん中からでっかい氷で潰そうとする)
あなた

は、ちょっ!(念力)

私は氷で潰されかけるところを周りの全ての氷を潰した
あなた

え、何殺す気!?

轟
こんなんじゃ死なねぇだろ…?
あなた

私はね?!他の子は死ぬから!(足元を溶かす)

轟
…ッ
あなた

(周りを氷で囲みその氷をちっさくしていく)

轟
…くそっ、「まいった」
あなた

やったー!今回も私の勝ちーw

轟
ああ、やられたw






















そんな生活が続き、私が中学三年生になり、将来を考え始めた頃
私は小学生の頃からずっとめざしていた雄英に入るため、ひたすら道場に通いつめていた






やばっ、委員会で遅れた…
モブ
モブ
…コソコソ
…?なんか喋ってる?
私は嫌な予感がして、個性を使って耳をすました
モブ
モブ
…ねぇ、正直さ、あなたうざくない?
モブ
モブ
わかる!私たちが手加減してあげてるのに勝って調子乗ってるんだよ?w
モブ
モブ
雄英とかあんなんで行けるわけないよねーw
モブ
モブ
ってか!いっつも轟轟いってたじゃん?
その轟って人気になってあいつの跡つけてみたらさ、めっちゃイケメンなの!
モブ
モブ
え!マジで?あいつその轟って人のすとーかーなんじゃない?w
あなた

…は?

頭が痛くなった
手加減…?
私が今まで勝ってきたのは…
全部、幻だったって言うの?
モブ
モブ
え、あ、あなたちゃん…
モブ
モブ
…あーあ、聞いてたんだ?
モブ
モブ
じゃあそういう事だから
モブ
モブ
今までのは全部手加減なのw
あなた

…そっか

あなた

通りで、雑魚すぎるわけだよ…w

あなた

あははははははははは!!!

モブ
モブ
は?なに?
あなた

じゃあさ、私も改めて



























.










































あなた

手加減してあげるね…?










♪。.:*・゜♪。.:*・゜

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