第52話

守られる弱さ② 藤井流星
1,572
2019/01/03 10:53
〜次の日〜
うちが教室のドアを開けると教室がザワつき始めた
□□)おっはよ〜
△△)あなたちゃんのメッセージは受け取ったよ〜
黒板を見るそこには、

"流星は私だけのもの♡誰にも渡さない♡"
"でも流星だけじゃ物足りないから〜"
"誰か抱いて♡"

と書いてあった
あなた

なにこれ...

△△)あなたちゃん
しょーがないから俺が抱いてやるよ!
しかもここでな!(あなたの腕を掴む)
◯◯)いいね〜!はははっ!
あなた

っ、はなしてっ!

△△の手を払おうとした時だった
流星
流星
あなた〜、ってあれ?何やってるん?
あなたおれの教科書知らへん?
あなた

流星...

流星
流星
お!
何か、俺の名前書かれてる!
いつものんきで何考えてるかわからへん流星。
でも、そんなやつやから弱さを見せてもいいのかもしれない
あなた

流星...
たすけて...

流星
流星
へへ、ほら頑張れば言えるやん!
あなた

え...?

流星
流星
よし気を取り直して!
呼ばれてないけどジャジャーン!
呼ばれてないけど飛んでくる、
それが救世主やろ?
ガタンッ!
流星が△△に突っ込んだ
△△)いって!悪かったって!
頼まれたんだよ!
流星
流星
頼まれても、やったらアウトやわ
ガンッ!
△△は壁にぶつかった
流星
流星
はい!次!
◯◯)え...
流星
流星
可愛い顔してやること醜いな〜
□□)ちょっと!調子乗らないでよ!
流星くんが◯◯を振るからでしょ!
流星
流星
振られない自信あったんや
◯◯)それはっ...
流星が◯◯の腕をつかもうとした時、
ドアの方から声がした
神ちゃん
神ちゃん
流星、ストップや
ドアのところにいたのは神ちゃんだった
流星
流星
お、神ちゃん
□□)関係ないやつは入ってくんな!
神ちゃん
神ちゃん
よく言うわ
□□)はぁ!?
神ちゃん
神ちゃん
昨日◯◯が振られて笑ってたん自分やん
◯◯)え...?
どういうこと...?
神ちゃん
神ちゃん
昨日◯◯が振られた〜って他のクラスのやつと笑って話してたで
まぁ自分が振られたのに◯◯が振られへんかったら納得いかへんもんな
◯◯)□□どういうこと!?
□□)あー!!
そうよ!私はあなたも◯◯も嫌いなの!!
◯◯)っ、ふざけないでっ!びどい!
□□)ひどい?何言ってんの?(笑)
八方美人のあんたに言われたくないんだけど
◯◯と□□がケンカしてると流星が2人の腕を掴む
流星
流星
本性かなり醜いな〜
振って正解やったわ
てか、俺□□のこと振ったっけ?
□□)え...
流星
流星
てか、お前らそんなに俺の事好きなんやったら、もう俺のこと好きなんて思えへんくらいぐちゃぐちゃにしたろか?
◯◯)っ...!
□□)なっ...!
濱田崇裕
濱田崇裕
はい、ストップや
流星、その手離し
流星
流星
お、濵ちゃん、遅いで(手を離す)
神ちゃん
神ちゃん
濵ちゃん忘れてたやろ(笑)
濱田崇裕
濱田崇裕
ちょっとな(笑)
濵ちゃんはうちと流星と神ちゃんに笑いかけると、前を向いて真剣な顔になる
濱田崇裕
濱田崇裕
◯◯、□□、△△
中間先生と桐山先生が進路相談室で首長くして待ってるで
△△)え、なんで俺も!?
濱田崇裕
濱田崇裕
なんでって...
ダメなことしたからに決まってるやろ!
ドンッ!
濵ちゃんが△△の顔の横に手を打ち付けた
◯◯と□□と△△はそれにビクビクしてる
あなた

濵ちゃん、ありがとっ(泣)

濱田崇裕
濱田崇裕
俺はお前らの先生やからな
濵ちゃんはそう言って3人を連れて教室を出ていった
流星
流星
あなた、帰ろか
あなた

...うん。

流星はうちの手を引いて教室を出た。
授業を受ける気になんてなれなくて流星に連れられるがまま学校を出た。
あなた

流星、なんで助けてくれたん?
幼なじみやから?

流星
流星
幼なじみだから
あなた

そっか...。

その答えに少し落ち込んでる自分がいた
流星
流星
...あと、好きなやつやから
あなた

っ、(泣)

この時気づいた、うち流星のこと好きなんやって
流星
流星
好きなやつやから俺が守りたかってん
あなた

っ、りゅ、せっ(泣)

涙は止まることなく流れる
流星がうちの頬に手を当てて涙を拭う
流星
流星
もう泣くなって(笑)
泣きすぎやで(笑)
あなた

ふっ、うっ、りゅうせいっ(泣)

流星
流星
あなたもう泣かんで(笑)
あなた

だってぇ...(泣)

ギュッ
止めようとしても止まらなくてずっと泣いてると、流星に抱きしめられた
流星
流星
あなた、好きやで。
俺はずっとあなただけの救世主でいるから。
...ずっと守らせてな。
流星はそう言って笑いながら、うちの涙を拭った。

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