泣いているテテとジミナを抱きしめた
うさ耳をとるグク
「、ジョングクっ、ちがうの、」
ガンッと壁を殴るグクに
イェリンという女の子はビクッとする
こんなに怒っているグクは初めて見た
「だ、だって、
この子がジョングクと付き合ってるって、」
冷たい目をして早口でまくし立てるグク
いつもと違うグクにゾクッとした
「わ、私は、ずっと⋯
ジョングクが好きで、」
放心状態で立ち尽くすイェリンさん
それを気にしず通り過ぎるジョングク
ほんとにいいのかな、、
グクの気持ちは嬉しいけど⋯
あのイェリンって子も
私に手を出すほどグクが好きなわけで
そんなに想ってる人から嫌いなんて
まだピリピリしているグク
テテとジミナも不安そうにしている
すると、不意に立ち止まったグク
下を向くグクに
ぎゅっと抱きつくと
テテとジミナも抱きついた
グクは私たち3人を丸ごと抱きしめた