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第34話

ど ち ら が ” 母 ” か-jk-
テテ
⋯まま?
ジミナ
⋯ままだよねっ?!
テテとジミナが立て続けに言うと


くるりと踵を返して
走り出そうとする女の人
テテ
まま!まってよ!
ジミナ
いかないで!まま!
抜け出したことに気づかれて
先生に連れられ
泣き叫ぶテテとジミナ
ジョングク
⋯っ待ってくださいよ
逃げられる前に女の人の手を掴む
ジョングク
⋯あなた、なんなんですか
⋯一体、何がしたいんですか




2人の声、聞こえないんですか?
殴り飛ばしたくなるような気持ちを
なんとか抑える
不審者と思われる人
っ、テヒョンとジミンをお願いします
カッと頭に血が登ったが

テテとジミナがまだ
見ているかもしれない前で
実の母に手を出すなんてできない




怒りが湧く中
手を振りほどかれ、走り出すその人







追いかけようとした


そのとき、
あなた

返しませんよ

ふと、聞こえた声








あなたぬな⋯


戻ってきて見ていたらしい



ヌナが放った言葉に

テテとジミナの母親は立ち止まった







ヌナは堂々とした態度で続けた
あなた

ここで何も言わず
このまま子供に背を向けて
言葉に耳を傾けないで
逃げるつもりなら、

私はあなたにテテとジミナを返しません
あなたが何をしても、どうなっても
⋯絶対に

不審者と思われる人
⋯っ
あなた

私、本気ですよ
まだ高校生だと、子供だと
見くびってるかもしれません
でも、あなたよりは
育てる責任、持てます

ヌナの目は、ただただ冷たかった



蔑んでいるような、今まで見たことない目


いつもの優しさが微塵も残らない、
冷静なようで、棘のある言葉






振り返らずに歩き出す
テテとジミナの母親
あなた

⋯っこの!

走り出そうとしたヌナを抱きとめる



ヌナ、だめだよ
ジョングク
ぬな!
あなた

⋯どいて

俺を押しのけて追いかけようとするヌナ
ジョングク
⋯ヌナ、落ち着いて

テテたちが心配するよ


ね?
強く抱きしめるとヌナは
声を殺して泣き出した




何事かとこちらを見る人達
あなた

⋯ふっ、う、

ジョングク
ヌナ、頑張ったね⋯かっこよかった

さっきのヌナ、
誰よりも”ママ”だった
肩を震わせて泣くヌナを抱き上げて

人気のない日陰にいく




日陰につくとヌナは俺に
しがみつくように
抱きつき、声を上げて泣いた
あなた

ぐ⋯くぅ⋯っ⋯グスッ

あなた

⋯っ悔し、い

ジョングク
⋯っ
そう言って泣き続けるヌナを


俺は黙って強く強く抱きしめた