言った
やっと
コツン、と私の肩に頭をのっけたグク
私もなんだか力が抜けて、
グクの胸に顔を預けた
あああ幸せ!!
なんて言って私にぎゅぅっと抱きつくグク
苦しいけど、すごく愛を感じた
あんたのものじゃない!って言おうとしたけど、素直にグクの言葉に喜んでる私はいつもの軽口が叩けなかった
私ってこんなに乙女だっけ
ああ、でも私がグクのものなら
口元が緩んだ上に無意識にポロッと口から出た言葉に自分で驚いた
あんまり俺を喜ばせないで⋯
と言って自分の頭をわしゃわしゃしてるグク
どうやら私は罪らしい⋯(?)
一方的に言い捨てると
グクの綺麗な顔が近づいて
覚悟して目を瞑る、なんていう暇もなく
私の唇とグクの唇が重なった
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急な設定変更⚠️
ごめんなさいいいい
”幸せ”を今さっき見た方は
分かると思いますが
私とジョングクは大学卒業していない
設定に変更しました
そしてテテとジミナも
幼稚園児として、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。