さぁて!きましたよ借り物競争
気合十分で順番に並んでいく
ほかにも高校生や中学生くらいの子が
保護者として参加している家庭もあり
変に浮いていることはない
存分に楽しんで、そして勝つぞ!←
ルールは単純に
園児と保護者が一緒に走って、各レーンの
途中にある机の上の借り物が書かれた紙を見て
書かれた通りの人を連れてゴール!
っていう定番なかんじだ
保護者は男女に別れていて、
先に走るのはお母さんとか、お姉さんとかが
保護者の方
グクは隣のお父さんお兄さん組の所で
テテと並んでいる
前の列の人がスタートした
うわ、お母さんたち頑張るなぁ⋯
走ろうとしない子供を抱えて走っている
お母さんもいる
すごいな、、、
そして私もレーンに立つ
ジミナとしっかりと手を繋ぐ
グクとテテの声援が聞こえて
ジミナと2人に向かって親指を立てる
よーい、スタート!!
スタートと同時に走り出す私とジミナ
3組ずつ走り、周りより一応若いため
お母さん達よりひょいひょいと走る
走っている最中、
一緒に走っていたのにいきなりジミナから抱っこをせがまれる
⋯ええい、
勝ちに行く以上しかたない!
追いつかれる前にジミナを抱き上げて、
レーンを走る
うわ、私はやい←
机の前に到着し、
借り物の書かれた紙を開く
ひらがなで書かれていたのは
”ねんしょうぐみのせんせい”
年少組の⋯先生⋯
ホソク先生だああああああ
ジミナをおろして再び2人で手を繋いで
ホソク先生を探す
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。