第2話

💙
700
2020/06/05 06:08









「…ふぅ」






翌日。





約束の時間より少し早く着いてしまったようで、私は公園のベンチに座って待っていた。






___何して遊ぼうかな。






久しぶりに人と遊ぶことに緊張しながらも、ワクワクしていた。






…あれ






遠くから音が聞こえて、見てみると






Sボードに乗っていたヨンジュンがいた。







「わぁ…」







と、つい声が漏れてしまった。







ヨンジュン「やぁ、あなたちゃんだ!」






ヨンジュン「来てくれないと思って心配してたから良かったぁ!」






ニカッと歯を見せて笑うヨンジュンに私は釘付けになっていた。






ヨンジュン「あなたちゃん…?」






ヨンジュン「せっかくだしさ、楽しもうよ!」






しゃがみこんで私を見上げると






ヨンジュンは私の手をとってブランコへと向かった。






____なんでだろう。







色んな感情が同時に湧き出てきた。







その日は夕方まで遊び尽くして帰りが遅くなってしまった。






母にも怒られたけど、






悪い気分ではなかった。


















______と、






私は真夜中に頭の中で回想シーンを流してた。






なんでかって?






最近のヨンジュンがそっけなくて困ってるからです。




























プリ小説オーディオドラマ