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第3話

Ⅲ.私の記憶
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2018/03/26 03:16
ー...なよ.........あなたの名前はゅ.........

......あなたは...私たちのたからものよ.........ー

頭が痛い。

なんの夢かわからないけど誰かに名前を呼ばれた。

でも、自分の名前なのかわからない。

「あら、起きた?」

誰かが声をかけてきた。

「ここはどこですか?」

「病院よ。見てわかるでしょ。」

白い服をきた女の人がそう言った。

「び...びょういん?」

「あなた、学校のトイレで意識失くして倒れてたんだって」

がっこう...といれ...いしき...たおれる...

「がっこうってなんですか?びょういんってなんですか?」

「えっ.........?」

「......わたしは...だれ?」

この後、先生という人が私のことを色々調べた。

すると私は記憶喪失というものになっていた。

かろうじて、言葉は喋れるが、今の私の頭は幼稚園生以下。

記憶を戻せるかもわからない。

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