キーンコーンカーンコーン~♪キーンコーンカーンコーン~♪
柏木(魔法使い)『ご機嫌…姫様』ニコッ
谷山(騎士)『姫様…今日も綺麗だね』ニコッ
井上(姫専用のメイド)『おはようございます姫様』
姫(姫)『おはようございます。
相変わらずその呼び方なんですね(苦笑)』
先生(姫専用の教師)『皆さんおはようございます。姫様ご機嫌…今日もとても綺麗ですね』
姫『ご…ご機嫌。ありがとうございます(?)』
ここはアルファル国の人々が転生し住んでいる
紅魅代市の鑑代高校
そして[永野 姫]こと
アルファル国の姫は前世の記憶を取り戻せていない
柏木『姫様の記憶を戻す魔法なんてないかしら』
谷山『姫様は相変わらずお綺麗な方じゃないか』
井上『そうですけど…記憶を取り戻しもう一度
平和な国を築いて欲しいです…』
「前世の姫↓」
『姫様、ご機嫌。』
ソフィア姫『ご機嫌。花が綺麗に咲いていて…
今日も素敵な日になりそうですね』ニコッ
『争いが起こるかも知れないですよ?
どうするのですか姫様!!』
ソフィア姫『運命にただ従うだけです。
争いは苦手ですからね。しかし…大切な人の為なら争いに勝利する道以外はありません』
「今の姫↓」
『姫様、ご機嫌。』
姫『ご…ご機嫌?相変わらず様呼びなんですね』ニコッ
『姫様は姫様ですから』
姫『姫で構いませんよ?』
永野 姫は至って普通のJK(女子高校生)
記憶を取り戻さない限りずっと……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!