姫(アルファル国姫)『う~ん…』
柏木(魔法使い)『姫様お悩みでも?』
谷山(騎士)『姫様に困った顔は似合わないよ』
姫『笑われるので言いたくないです…』
井上(姫専用のメイド)『姫様…何でもお話下さい』
姫『笑いませんか?』
谷山『勿論だよ』
姫『その……花が咲く庭があって…
そこでかっこいい人と話してるって言う夢を見て』
柏木『そのかっこいい人はどんな感じだったか覚えてる?』
姫『えっと…黒色で王子様みたいな格好(?)
後…怖そうな雰囲気だった…
でも中身はきっと優しいと思う』
谷山『チッあいつか…』
井上『あの人ですか…』
柏木『私達じゃなくてどうしてあいつを先に思い出すのよ!!姫様酷い』
姫『え…えっと…何の事?』
谷山『姫様…もう一度寝よう』
井上『授業中よく寝てるじゃないですか。
さぁ姫様お眠り下さい』ニコッ
姫『み…見てたの!?恥ずかしい…』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。