第31話

過去
531
2020/11/22 08:22
握手会当日。









消毒をしてファンのもとへ行く。
ファン
スングァナ!
スングァン
スングァン
こんにちはぁ
ファン
いつも応援してます!
スングァン
スングァン
ありがとう
こうして、我慢我慢と、思いつつたくさんのファンと握手をしていく。












そしたら、
やばめのファン
スングァン〜♥



ヤバそうな奴が来た。
スングァン
スングァン
なーに
やばめのファン
私ね、スングァナの為に今日おしゃれしてきたのぉ!ちなみに、勝負下着だよ〜ㅋㅋ
スングァン
スングァン
そうなの!ありがとう😊
こういうノリのやつ、まじで無理。









吐き気がする。








そう思ってたら
やばめのファン
私、Iカップなの。
そうして、胸を見せつけてくる。
やばめのファン
このあとね、ハァ、私空いてるよ?/////
勝手に興奮している女。








もちろん僕は、そういうの無理だから
スングァン
スングァン
僕、このあと用事があるから、ね!
やばめのファン
え〜、ケチ♥
私、いつまでも待ってるからねぇ♥
握手を我慢して、その女として、やばい女は去っていった。











と、思ったんだ…




握手会が終わり、僕が一人でいると
スングァン
スングァン
ヴヴッ
やばめのファン
( /*>ω<)/♡ぎゅ〜♥
やばめのファン
待ってたよ!
スングァン
スングァン
や、やめッ
やばめのファン
私ね、ずっとスングァンのことが好きなの。スングァンの事考えてたらあそこが濡れてきて//////////
やばい。









この状況から抜け出さないとッ
やばめのファン
言ったよ?私Iカップなの。触って欲しいなぁ。
気持ち悪い。







スングァン
スングァン
離れろッ!
やばめのファン
いや♥スングァンのあそこみたい〜♥






ここは、人があまり来ない場所だ。










このままじャ、犯されるっ!






(ガタッ!!
やばめのファン
!?
物音がした。
やばめのファン
きょ、今日はここで終わりにしよ?
また、来るからねぇ♥今度スングァナのあそこと他のメンバーのあそこ、見に行く♥
あの女が去っていった。




今までの気持ちが爆発して、
スングァン
スングァン
握手会本当に嫌だァァァァ!
そう叫んだら、
あなた
あなた
消毒液いりますか?


超美少女。そう、あなたに出会ったんだ。






最初の話で言ったとおり、僕は本能的に彼女の事を呼び止めたかった。



彼女が去ろうとしたから、呼び止めて、連絡先を交換する仲まで近づけた。








何故消毒液を渡そうとしたか、それはあなたの姉が潔癖症で兄と妹の私にでさえ、注意してくるらしい。




お姉さんと同じ感じがしたらしい。









あとさっきの物音はあなただったらしく、たまたまそこを通りかかったら、床に落ちていたダンボールを蹴ってしまい、それを片付けていたそうだ。



でも、あの女の言葉は聞いていて、





その女の事を怖い。と言っていた。








あなたが怖いと言ったのは過去はそれだけだ。










あと、この間の、僕の














また違うであろう怖さの怖い。





その2つだけを僕は、聞いたことがある。




プリ小説オーディオドラマ