少し(少しではないかもしれないのでご了承くだせぇ)エロくなります!深夜テンションのあたすは誰も止められねぇぜ!ヒャッハー!
辛三さんが首元にうずくめていた顔をあげると
あの時見た辛そうで、苦しそうで、今でも泣きそうな辛三の表情がそこにあった
震える声でそう聞いてくる
キス?冗談じゃない、私は辛三以外とキスする予定もないし、するつもりもない
ましてや兄となんて、考えてもなかった
今度は私の顔の左隣に顔を寄せた
大好きな辛三さんの声が直接聞こえる
もんもんと頭を悩ませていると、唇が離れた
今まで聞いたことのないセリフ、行動に戸惑いを隠せない
また唇が重なる
息を吸おうと思い、少し口を開けると
ぬるっと舌が入ってきた
なんだこれなんだこれ
本当にどうしちゃったんだろう、今日の辛三さんはいつもの辛三さんと全く違う
ようやく離れたと思ったら、辛三さんがしたペロをした
えっち!えっちだ!それはとてもえっちだ!
そう呟くと、また左耳あたりに顔を寄せた
何をするかなんて流石に私でもわかる
ちゅっ
ちょっと予想と違かった、ふーっ、かと思ったのだが、ちゅーの方だったようだ
次は耳の形にそって舐められた
力が抜けていく
少し低めのささやき声はゾクゾクしてならない
もう一回もう一回と何回も言われ、結局一緒に抱き合って寝て、次の日なかなか起きてこない私を起こしに来た六美が発狂するのは別のお話
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。