第4話

過去編
1,456
2022/07/26 03:32

私がなぜ 、 1年半も引きこもっているのか 。 今日はそれを説明する 。




1年半前の ある日 。
檻波羅
 ホークス ! 今日はよろしく!
ホークス
 よろしくお願いします 〜 !


ちなみに私は ホークスより先輩 。 と言っても ひとつ上なだけだけど 。



この日は ホークスと協力して 誘拐された人をヴィランから救うのが目的だった




檻波羅
 じゃぁ乗り込むよ〜
ホークス
 了解です  俺正面突破するんで プリズンはあっちの扉からお願いします
檻波羅
 はいはい 。 気をつけてね
ホークス
 それは プリズンもですよ !!!
檻波羅
 じゃぁ中でまた会おう
ホークス
 はい !


そして言われた通り私は 後ろの扉から入った 。



開けてすぐ目に入った光景は 最悪で 、 誘拐されていた女性は既に血がダラダラと流れていて


さらに上から 刃物を突き刺している犯人がいた 。
檻波羅
 … !!!

とりあえず これ以上誘拐された女性の怪我が悪化しないように 私の個性で

檻を作り ホールドした 。
犯人
 あ ゙ ? ンだお前 !!! 邪魔してんじゃねェェ !!!
犯人
 ヒーローかなんだか知らねぇけどおめぇもぶち殺すぞ !!!


そう言いながら犯人は 刃物を持っている手を思いっきり 下ろしてきて


私は右に避けたが 避けきれなく 腕が切られた 。 そこからは最悪で


檻を作って ホールドしようとしたが 刃物をずっと振り回しているせいで


近づけなくて ただただ 、 被害者の女性を横目に 避けているだけだった 。



それから 20分ほど経っただろうか 。 ホークスがやってきて 場は収まった 。




私は 避けきれなくて 左腕から 血がダラダラと流れていたため


すぐ 病院に 搬送された 。




私の命に別状はなく 、 ただ 左腕の傷が結構 深かったため 痕は残るかもしれない

と言われた 。 医者に告げられてから 数分後 、 ホークスが病院に到着し すぐさまこっちに来た
ホークス
 … すいません 、 正面突破したんですけど 加害者が3人居て
手こずっちゃって そっちに行くの 遅くなりました 。
檻波羅
 … それは大丈夫 、 だけど… あの女の人は 、?
ホークス
 … あの方は 、 残念ながら… 。


あぁ 、 助からなかったんだ 。 いや 、 助からなかったんじゃない 。


助けられなかったんだ 。 ヒーローなのに 。 後ろから入って すぐ犯人をホールド


できていたら 、 あの女性は 助かったのかもしれない 。


私は 何をしていたんだ 。
ホークス
 あなたさんは… 大丈夫ですか ? 腕は… 
檻波羅
 私は 、… 痕は残るかもしれないけど 特に問題はないって 。
ホークス
 … それなら良かった 。 


そうだ 。 この時はそういえば ホークスは まだ 速すぎる男 と呼ばれる前だった 。
ホークス
 帰りましょう 。
檻波羅
 うん… 。 


帰る時も 、 私たちは 今までに無いくらい 静かだった 。








その日から 考えるのは 女性のことばかりで 帰ってからも

次の日の仕事の時も 、 そのまた次の日も 。



女性を助けられなかった 罪悪感と 自分に対する 無力感から 私は

次第に ヒーロー活動を 休み 、 仕舞いには ヒーロー活動 休止 となった 。





医者に言われた通り 、 私の左腕には 傷痕が残っている 。




それを見る度に 思い出してしまう 。 入った時の光景を 。



女性は既に倒れていて 血がダラダラと 流れている 。


それをさらに上から 犯人が 刃物で突き刺している 悪魔の光景を 。



檻波羅
 … やっぱりヒーローは向いてないのかな 。


私はそんなことを思った 。








プリ小説オーディオドラマ