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第4話

第3話
ザワザワザワザワ...
雅
(うう、緊張する...)
入学式の会場となる体育館には、
沢山の在校生の姿があって。
その多くが興味津々な様子で、新入生の私達を見ていた。
ころん
ころん
お前、顔ガッチガチww
雅
しょうがないでしょ...!
人混みと視線は苦手なんだから
早く終われと願う私とは裏腹に、
ころちゃんは楽しそうに私をからかう。
雅
最初に個名されるのやだなあ...
ころん
ころん
あー、昔からあの時の声小さいよな
傍から見れば、くだらない会話も。
雅
得意になんかなれないよ...憂鬱...
ころん
ころん
頑張れ頑張れ〜
雅
力がこもってないよ、ころちゃん...
私達にとっては必要で。
校長先生
これより、入学式を始めます。
一同、起立
雅
(>'A`)>うわぁ...始まったよ、ころちゃん
ころん
ころん
だな...この雰囲気苦手だわ
だから今日も沢山の話をして、お互いを知る。
雅
(ころちゃんが横にいてくれると、
安心するな...幼馴染パワー?笑)
1番近くにいられるように。
ー...............
長い長い入学式が終わり。今日は下校となった。
ころん
ころん
雅ー、帰るぞー
雅
あ、待って待って...!早い...
ころん
ころん
お前が遅いの、早くしろーww
教室の扉の傍で意地悪な笑みを浮かべるころちゃんに
急かされながら、急いで荷物をまとめる。
雅
...お待たせしました!
ころん
ころん
本当だよw待ちくたびれたー
でも。待ちくたびれた、遅い、と言いながらも。
ころちゃんが帰ってしまった事は1度もない。
雅
(本当は優しいくせに...笑)
ころん
ころん
何ニヤニヤしてんの?
雅
んーん、なんでも!笑笑
ころん
ころん
ーはぁ?
気がついたらニヤニヤしてしまっていたようで。
怪訝そうなころちゃんの瞳が私を映す。
雅
そんなガチおこな声出さなくても笑
ほら、帰ろ?
ころん
ころん
ーはいはい、分かってるよ
外に出ると、わずかに桜の花びらを混ぜた暖かい風が
ころちゃんの髪を攫って。
綺麗な青色の髪に柔らかな光が反射して
眩しく光った。
雅
...ころちゃんの髪、羨ましいな
ついつい、羨む声を漏らしてしまう。
ころん
ころん
え?何でだよ
キョトン、としている彼にこう言った。
雅
ツヤツヤのサラサラだから。色も綺麗だし
すると彼は一瞬恥ずかしそうな顔をして俯いた後。
ころん
ころん
...ありがと。でも
真っ直ぐに私の目を覗き込みながら、
髪に指を絡ませて来た。
ころん
ころん
僕は、雅の髪の方が綺麗だと思うよ
雅
.....っ、そんな事...
ころん
ころん
ある。この茶色、服とかアクセサリー映えして
綺麗だし、それに
雅
...それに?
一瞬だけ。
ころん
ころん
なんかいい匂いする。僕この匂い好きだな
ほんの、一瞬だけ。
雅
ありがとう、嬉しい笑
(...気のせいだよね。それか...見間違い)
彼の唇が私の髪に触れた気がして、胸がキュン、と高鳴る。
雅
(何、この気持ち)
雅
(ころちゃんは幼馴染なのに)
...と思ったのだけど。
ころん
ころん
どした?変な顔で固まって
ーやっぱり前言撤回。
雅
...変な顔とか言うなあ!傷つく!
ころん
ころん
え?ごめんごめんww
でも本当の事...
雅
それ以上言うと怒るよ?(´ω`╬ )
ころん
ころん
...さーせん
ころちゃんは、ただの天然だ。