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第2話

第1話
幼馴染の彼と2人、掲示板を見上げ。
クラス表の中にある自分達の名前を探す。
雅
A組にもいない、B組にも...いない
後ろが詰まっているので急いで目を通して行く。
ころん
ころん
え、マジで?
C組も名前無いんだけど
雅
じゃあ...
ころん
ころん
D組って事になるな
同じクラス記録が更新され、今年で10年連続だ。
雅
同じっ!?
ころん
ころん
確認しないとだけど。そういう事かな
雅
やったあ!今年もころちゃんと一緒!
ころん
ころん
しーっ、静かに
思わず両手を突き上げて喜ぶと、
ころちゃんは口元に人差し指を当てる。
雅
( ゚∀ ゚)ハッ!ご、ごめん...
急いで両手を下げ、恥ずかしく思いながら脇に避けて。
ころん
ころん
ーほら。行くよ
雅
うん!早く行こう!
差し伸べられた手を掴む。
ころん
ころん
お前絶対迷子になるからw
手掴んどくわ
いつもの温もりが私に安心感をくれた。
雅
人を子供扱いして...
長い間一緒にいる彼は、
私の方向音痴などお見通しなのだろう。
ころん
ころん
実際子供だろ?ww
雅
はいはい。どうせ子供ですよーだ
言い方はともかく。
いつだって彼の行動には、思いやりが溢れている。
ころん
ころん
あ、拗ねたw
雅
そりゃね?
それを知っている私は、つい。
その優しさに甘えてしまうのだけど。
ころん
ころん
マジでそろそろ行こうw
これで遅刻したら格好悪過ぎる
雅
確かに...校内にいて遅刻とか嫌だな笑
今は自覚がないフリをして。
ころん
ころん
だろ?wちょっと急ごう
雅
はーい
いつも通りの表情で、隣を歩く。
雅
(いつかは、自立しないと行けないのかな)
雅
(1人になるの、寂しいな)
ころん
ころん
...び..!....雅?雅!
名前を呼ばれているのに気づかず、上の空だったらしい。
少し心配そうな彼に、笑って見せる。
雅
あ、ごめんごめん。なぁに?笑
ころん
ころん
...ボーッとしてたみたいだけど。
緊張してるだけ?
雅
いや、緊張すらしてない笑
私がいつものように返せば、安心したように彼も笑って。
ころん
ころん
何だよww心配して損したわ
雅
損ではないよ!?
ころん
ころん
はいはい。もう着くから
雅
うわ、めっちゃ適当...
私をあしらう事に慣れた感たっぷりの彼に、
ボソッと不満を漏らすけど。
ころん
ころん
僕が適当なの雅が1番よく知ってるでしょ
雅
...そうでした
事実を言われ、何も言えなかっただけなのに。
ころん
ころん
...なんか否定して欲しかった...
今になって悲しい
私が迷う事無く肯定した事が、少し想定外だったようで。
雅
え、理不尽...
ころん
ころん
だってそんな事ないよーって
言ってくれると思うじゃん?
雅
知るか...
若干煽られながら、半目で彼を見つめる。
ころん
ころん
うーわー、雅冷たー
雅
これ私悪いの!?
ころん
ころん
ーあ。着いた。入ろー
そうこうしている間に教室前まで着いて。
雅
無視するなあ!
ころん
ころん
...開けるよ
雅
いいよ、開けて笑
顔が強ばっている彼が開く扉の先を見つめた。