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第11話

第10話 ころんside
嫌な予感が当たってしまった。
モブ1
モブ1
ーあの!
突然現れたクラスメイト。
そいつがとんでもない事を言ったから。
雅
何でしょう?
愛想の良い雅は柔らかく笑って返事をするけれど。
ころん
ころん
(そんな笑顔、僕の前だけでいいよ)
ころん
ころん
(ますます好きになられたら、困る)
不安で不安でたまらなくなる。
あまりにも、その顔が可愛い過ぎたから。
モブ1
モブ1
今日って...放課後空いてますか?
顔が緊張で強ばっている辺り、多分告白して来るのだろう。
鈍い雅は、言われるまで気がつかないが。
雅
はい、空いてますけど...
モブ1
モブ1
ー良かった。
放課後、教室に残っていて貰えませんか?
雅
...分かりました
その言葉を聞いた途端。
自分の心が嫉妬で満ちていくのが分かる。
ころん
ころん
...............(最近雅を知ったような奴が
僕を差し置いて告るのか)
僕は、ずっと彼女だけを見て来たのに。
美人だと有名な先輩に、
誰の告白も断っていた同級生に、告白されても。
ころん
ころん
(誰よりも雅を好きな自信があるから、
断って来た)
初めて付き合うのは雅が良い。そう思ったから。
少し不安げにクラスメイトを見送る横顔を見て、誓う。
ころん
ころん
(僕、頑張るから)
ころん
ころん
(早く、雅に告白出来る程の勇気を
手に出来るように)
ころん
ころん
ーなぁ
だから、これはあくまでも確認。
雅
ん?
ころん
ころん
この呼び出しの意味、分かってOKしたの?
雅
ーあ。えっと...
僕の問いに、彼女の顔に焦りが滲んで。
やがてゆっくりと首が横に振られる。
雅
い、いや...全然分からないけど
戸惑ったような声。
少し冷たい言い方だったかもしれないと思った。
ころん
ころん
はぁ...
何だか、焦った事が馬鹿らしくなって。
ころん
ころん
雅なら、そうかなとも思ったw
力を抜きながら、笑みを零す。
雅
え?笑笑どういう事?笑
そんな僕の様子を見て、雅も安心したように笑った。
ころん
ころん
...今は、知らなくていいよww
雅
...?分かった
本当は気になっているはずなのに、何も言わず
歩き出してくれた彼女の優しさが。
今は、ありがたかった。
ころん
ころん
(あと、どれぐらいだろうな)
この気持ちを知られずにいられるのも。
そんな事を無心で考えていると。
雅
ころちゃーん?教室に着いたよ?
すぐ近くで自分を呼ぶ、雅の声がする。
ころん
ころん
えっ!あ...wwごめんなw
じっと覗き込まれていて、
顔が赤くなって行くのが分かった。
雅
いや、大丈夫だけどさ笑
考え事も程々にしなよ?
ころん
ころん
分かってるってーww
そんな自分を誤魔化すように笑い返す。
雅
...ほんとかなー?笑
でも、俺は気づけなかった。
彼女が、僕の焦りを見抜いていた事に。