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第47話

第46話 ころんside
子供じみた独占欲が出てしまった放課後。
綾
ーやっぱり居た。
雅の事、待ってるの?
柏馬は、僕が1人になる時を見計らったかのように現れた。
ころん
ころん
そうだけど。何で残ってんの?
綾
んー...少し、碧山くんと話がしたくてさ。
大した話じゃ無いんだけどね
幼馴染の雅と仲が良い彼女は、情報屋として有名だ。
ころん
ころん
え.............(嫌な予感しか、しない...)
それ故に、勘も鋭い。
綾
そんな身構えないでよww
1つ質問があるだけだし。
ころん
ころん
それが怖いんだって...
だから、聞きたい事があるなんて言われれば。
綾
え、そんなに怖がらせる事した!?
ころん
ころん
ー.....常日頃な
自然と警戒態勢に入ってしまうのだ。
綾
えー...マジか...まあ、そこは置いといて。
私、回りくどいの嫌いだから、聞くけど。
綾
最近...雅と、どうなの?
そんな柏馬からの質問は、おおむね想定内で。
目に見えて動揺する事は無かったけれど。
ころん
ころん
(やっぱり、それかw)
.....幼馴染として、仲良くやってるよ
進展が無い関係を、人に報告するのはキツい。
『意外』とも、『納得』とも取れる表情で
僕の話を聞いていた柏馬。
綾
.....まーだ、幼馴染としてなの!?
好きなら告れば良いのに.....
呆れたように、何で告らないの?と聞いて来たから。
リア充には分からない苦労がある、と苦笑して。
ころん
ころん
ー届かないからだよ。
あいつは、雅は.....僕を見てないから
一生、敵わない相手が居るんだと、伝えると。
ころん
ころん
...誰よりも雅を想ってる自信があってもさ。
僕は..."その人"の代わりには、なれないから
柏馬は。慰める事も、同情してくれる事も無く。
平然と言ったのだ。
綾
.......雅も鈍感だけどさ。
碧山くんも、だいぶ奥手だし、不器用だよね
当たって砕けろと。
綾
好きなら、好きなら。
自分を見て貰えるまで、私は伝えるよ。
自分なら、大好きな彼氏が。この恋を忘れても諦めないと。
綾
そのくらいの覚悟が無いんじゃ.....
碧山くんに雅は任せられない。
ころん
ころん
.....................っ
言っている事が、分からない訳じゃ無い。
綾
好きなんでしょ?誰よりも
ころん
ころん
それは、そうだけど.......
でも、一度フラれている以上。
同じ結末を想像するだけで、怖い。
冗談抜きで、踏み出せないのだ。
綾
全く.......ほんっとーに、焦らすなぁ...
そんな僕をしばらく眺めて居た柏馬は、
やがて勢い良く立ち上がり。
綾
ー分かった。決めた。
ころん
ころん
え、何を?(今度は何を言い出すんだよ...)
青ざめる僕に向けて、宣言する。
綾
まあ、任せておいて。
私が2人の為に、一肌脱ぐよと不敵に笑った彼女の顔は。
悔しいけど、とても頼もしく見えた。