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第7話

第6話
雅
お邪魔しますー
しっかりと家の中に入るのは、何年ぶりだろうか。
ざっと玄関を見渡すと。
げた箱の配置が変わっている事に気づく。
雅
(...あんまり変わってないなあ)
一瞬で変化の有無の判断が付けられてしまう自分が
少しだけ怖い。
ころん
ころん
ジロジロ見すぎだろww
どんだけ興味あんだよw
雅
だって...凄い久しぶりだから。つい
ころん
ころん
...........確かに
そう。
いつからか、ころちゃんが家の中に入れてくれなくなって。
自然と私が彼の家に行く事も、少なくなって行った。
雅
(それが、小さい頃の私には
すごく悲しかったんだっけ)
自分が何かをしたせいなんじゃないかとも
考えたけど。
それは違う、と。ころちゃんは否定し続けた。
ころん
ころん
そろそろ突っ立ってないで上がれよw
はっ、と気がつくと靴を脱いだころちゃんが
ドアから顔を覗かせていて。
雅
え、あ、あぁ。ごめんね
ころん
ころん
全く...洗面所の位置とか覚えてるか?
呆れたようにこちらを見ている。
雅
それはもうバッチリと
ころん
ころん
...記憶力良すぎじゃね?
グッ、と親指を立てると、ころちゃんはポツリ、と
そう言った。
雅
そうかな?普通だと思うけど...

自分では、あまり良い方だとは思えない。
ころん
ころん
いや。雅は記憶力良い方だと思うよ、僕
雅
...ありがとう
でも、褒められて悪い気はしなかった。
ころちゃんが素直に褒めてくれる事は少ないから。
ころん
ころん
今日親帰ってくるの日越えるからさ。
のんびりしてけ
私が気を遣わないで済むようになのか、
ころちゃんはそう言ってくれたけど。
雅
え、そんな。悪いよ。長居は...
最近はろくに顔すら見せていないのに、
居座る事なんて出来ない。
私の言葉に、ころちゃんはふっ、と笑った。
ころん
ころん
いや。むしろ母さん喜ぶよ、雅だから
雅
そうかなぁ...
それでも、くつろごうとしない私にしびれを切らしたのか。
ころん
ころん
い、い、か、ら。
何も言わずのんびりしろ。分かったな?
1文字1文字言葉を区切りながら近づいて来た
ころちゃんが私の両肩を掴み、ソファーに座らせた。
雅
え、えぇぇ...
何も言わせない程の圧に、戸惑いを隠せない。
ころん
ころん
じゃあ、せめて。
ココア待ってる時と飲んでる間な
雅
う、それでもちょっと...
もう少し緩くしてもらおうとすると。
ころん
ころん
ん?なんか、言ったか?え?( ^ω^ )ニコニコ
目が笑っていない恐ろしい笑顔が私を黙らせる。
雅
Σ(゚Д゚)ヒッ...い、いえ。何でもない、
です...(怖あああ)
最終的には、ほとんど強制的に。
私がくつろぐという謎のルールが完成した。