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第30話

第29話 ころんside
モブ1
モブ1
櫻井さんは、
碧山を好きなように見えないな、俺には
友達が、諦めれば?と笑う。
モブ1
モブ1
最近、全然話してないしさ
きっと、こいつも雅を好きなのだろう。
だからこそ、不敵に微笑む。
ころん
ころん
...うん。分かってるよw
でも、僕は雅を諦めない
ころん
ころん
生憎、諦めは悪い方だから
お前には、譲れないし譲らない、と。
ころん
ころん
...じゃ。僕、あいつ探さなきゃだから
モブ1
モブ1
.....(無理、か)...じゃな
その勢いのまま、友達と別れ。
喧騒を掻き分けながら彼女の姿を探す。
ころん
ころん
(人、多っ...まだ仕事中か?)
一度クラスに戻ると...居た。
雅
ありがとうございます!
満面の笑顔で接客をする幼馴染。
思わず見とれている客もいる。
ころん
ころん
(こう見ると。
...やっぱ整ってるんだなあ)
ずっと一緒に歩いて来たが。
彼女は昔からモテたし、女子からも好かれていて。
ころん
ころん
(...ずっと、羨ましかった)
誰からも好かれ、
いつだってクラスの中心に居る彼女の事が。
ころん
ころん
(ー僕の嫉妬も知らないで、本当に...
何で好きになっちゃったんだろう)
落ちたら最後、苦労する恋だと分かっていたのに。
ころん
ころん
ー好きだよ、雅
誰にも言えない想いを、
ざわめきに吐き出してから。
顔を上げると。
ふと、少し人の流れが落ち着き。
額の汗を拭った彼女と、目が合う。
雅
.......ころちゃん
毎日聞こえていて。
でも、最近は呼んでくれなくなっていた彼女の声。
ころん
ころん
(あの日の事を後悔しすぎて。
避けちゃってたけど、やっぱり僕は)
都合が良すぎるかも知れないけれど。
ころん
ころん
話すのは久しぶり...だな。
_あのさ、誰かと約束無かったら...
なんだけど
僕は、ずるいから。
全て気にしていないフリをして、言う。
ころん
ころん
この後、一緒に回って欲しい
雅
.......え
案の定、戸惑ったように固まる彼女。
告白の日の光景と重なって、思わず目を逸らす。
ころん
ころん
(本当に、最低な事した)
突き放して、無視を決め込んで、避けて。
その癖、自分の言いたいことは全部言う...なんて。
ころん
ころん
(もう二度と関わらないって
言われても、しょうがない)
軽蔑の目を向けられても、僕は彼女を責められない。
今こうやって。また話せている事自体、奇跡なんだから。
雅
.................いいよ。
ころちゃんさえ良ければ、回ろ
永遠にも思える沈黙のあと。雅は小さく頷いて。
ころん
ころん
え、え?まじ?マジで良いの?
僕は驚きと嬉しさのあまり、聞き返してしまう。
雅
良いに決まってるじゃん笑
一瞬だけ、いつもの笑顔を浮かべた彼女は。
またすぐに、作られた表情に戻って。
雅
皆が見てるから。
ちょっと移動しよう?
置いて行くよ、と微笑んだ。