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第12話

第11話
そして、あっという間に授業が終わった放課後。
雅
じゃあ、ころちゃん先帰っててね。
私、残らないとだから
ころん
ころん
...........うん
口数が少ないころちゃんが気になりながらも、
昇降口まで送る。
雅
気をつけてね、私も終わったらすぐ帰るから
ころん
ころん
...分かった
雅
(大丈夫かなぁ...汗)
最後まで上の空だったころちゃんを心配しながらも
教室に戻り。
雅
(まだ、いない...か)
ふぅ、と物憂げな息を吐き出したその時。
ガラッ、と扉が勢いよく開けられて。
モブ1
モブ1
ー櫻井さん!好きです。
俺と、付き合って貰えませんか?
間髪入れずに放たれた言葉に、私は目を見開く。
雅
...........え?
雅
(これって...告白?ー私に?)
あまりにも信じられなくて。
雅
あの。相手間違えたりとか...
間違いかもしれないと様子を見るけど。
真剣な瞳が私を射抜いて...本当なんだと気づいた。
モブ1
モブ1
間違えてないです。
櫻井さんの事、入学式の日から気になってて。
ぽつり、ぽつりと好きになったきっかけを
教えてくれたクラスメイトは。
モブ1
モブ1
ろくに話した事も無いし...
碧山に勝てない事も分かってます。でも
言わないままで終わるより、
何倍もマシだと思ったので、と呟く。
雅
わた、私...えっと...
しどろもどろになりながら返答を考える私。
モブ1
モブ1
大丈夫ですよ。その先は言わなくて
しばらく待っていてくれたクラスメイトが
やっと口を開こうとした私を止める。
雅
でも...!
それでも尚、何かを言おうとした私を遮って。
モブ1
モブ1
俺、分かってたんです。振られる事
清々しく、穏やかな笑顔を浮かべて、こう言った。
モブ1
モブ1
だから。俺を振って下さい。
諦められるように、ハッキリと
その表情には、微塵の迷いも無くて。
雅
...............(あぁ)
恋をすると、
こんなにも凛々しい表情になるものなのか、と思った。
雅
ー分かりました
今、出来る私の精一杯で。
この人に伝えようと決めた。
雅
告白、凄く凄く嬉しかったです。
雅
こんな私に告白してくれて、
好きになってくれて。ありがとうございます。
雅
でも、私は
言わないと。恋が分かるようになるまでは。
雅
今、誰とも付き合うつもりはありません
誰かを好きになるその日までは。
雅
だから、ごめんなさい。
お付き合いは、出来ません
いい加減な恋はしない、と。
雅
(何とか言い切った...)
一安心したのもつかの間。
モブ1
モブ1
...はい
少し硬めの声がして。
反応を見るのが怖かったけど。
モブ1
モブ1
知っていましたよw
語尾に笑みが混じって、ハッとする。
雅
...怒らないんですか?
モブ1
モブ1
むしろ何で怒るんですかww
恐る恐る聞くと、クラスメイトは面白そうに笑った。
モブ1
モブ1
ちゃんと振ってくれたから。
俺、前に進めます
...人は。
雅
なら...良かったです(強いなあ...)
誰かを好きになって。
モブ1
モブ1
じゃあ、俺はそろそろ。
時間をくれて、ありがとうございました
雅
はい。こちらこそ。
時には失恋もして。
モブ1
モブ1
...これからは。
友達として仲良くしてくれたら、嬉しいです
雅
...!もちろんです!
少し変わった関係を乗り越えて。
モブ1
モブ1
それ聞いて安心しましたww
じゃあまた明日!
雅
ーまた明日!
ー強くなる。