無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第18話

第17話 ころんside
超怖そうな顔の生徒指導の先生の横を通り過ぎて。
ギリギリで校門を抜けた。
雅
はあっ、はあっ...どう?ころちゃん。
私、速くなってたでしょ?
僕達が出たと同時になったチャイムを聞いた途端
立ち止まった雅が振り返り、ドヤ顔をするけれど。
ころん
ころん
...まあまあ?w
何だか認めるのは悔しくて、でも否定するのも嫌で。
雅
たまには素直に褒めてよ...
ころん
ころん
え?やだww
ついつい、意地悪になってしまう。
これが正解ではない事は、とっくに分かっているのだけど。
雅
もういい!先帰るもん!
ころん
ころん
(; ・`д・´)ハッ...ちょっ、待てって!
我に返り、急に怒り出してしまった彼女の背中を
追いかける。
雅
待たないー笑
ころん
ころん
...ったく。勝てないよ。雅はww
小さい頃に戻ったように、追いかけ合いをしながら
帰路を走った。
ころん
ころん
(...なんか教室の前にいるなとは
思ったけど...)
ー次の日。璃夢と一緒に登校した僕は席に向かう前に
クラスメイトの女子達に声をかけられる。
隣に立つ雅は不思議そうに首を傾げていて。
モブちゃん2
モブちゃん2
あのさ、碧山くん。この子がちょっと
話があるみたいで聞いて貰って良い?
モブちゃん3
モブちゃん3
櫻井さんは席行ってて貰って良いかな?
両側に立つ2人が真ん中でモジモジと俯く女子の肩に
手を起きながら、そう言った。
雅
あ。うん!大丈夫だよ。
ころちゃん、後でね
ころん
ころん
...おー
軽く3人に会釈してから席に座る彼女を見た後で。
モブちゃん2
モブちゃん2
ほら、言うんでしょ?
モブちゃん3
モブちゃん3
ここまで来れたんだから頑張ろ?
モブちゃん1
モブちゃん1
.........う、うん...えっと、碧山くん
ずっと黙ったままだった女子が口を開く。
モブちゃん1
モブちゃん1
文化祭の時、一緒に回って
貰えませんか...?
突然のクラスメイトからの誘い。
モブちゃん2
モブちゃん2
よく言った!
モブちゃん3
モブちゃん3
えらいよー
ころん
ころん
あー。えっと...
何だか喜ばしい雰囲気になっている中、
水を差すようで何だか申し訳なさもあったのだけど。
ころん
ころん
...ごめん。僕、一緒に回りたい子が
いるから
雅と回りたいから、断った。
モブちゃん2
モブちゃん2
...櫻井さんの事?
その途端、少し低めの声でそう聞かれて。
頷いてしまいたかったけど。
ころん
ころん
(ここで正直に言って...雅が
逆恨みされたら困る)
そう考えて、曖昧に首を傾げた。
ころん
ころん
ー今、ここで言うような事じゃないかな
ころん
ころん
じゃあ。僕は、これで
モブちゃん3
モブちゃん3
え、もう少しなんか...
ころん
ころん
ごめん
ーけれど。この自分の考えと行動が。
余計に彼女達の不満を大きくしてしまった事を知るのは。
モブちゃん1
モブちゃん1
...やっぱり、櫻井さんには勝てないよね
モブちゃん2
モブちゃん2
私達が櫻井さんに聞いてみるよ。
安心して
モブちゃん3
モブちゃん3
そうそう!諦めるには早いって!
ほんの少し、後のお話。