第24話

23話!
2,021
2019/12/23 07:55
俺がスマホをイジりながらイヤホンで音楽を聴いていると、不意に、結構な強さで肩を掴まれた
貴『いってぇ!!、、、って、なんだよ勝己』
イヤホンを外して前を見てみると勝己が怖い笑顔で俺の肩を掴んでいた
爆「なんだよじゃねぇわ!実技で俺より高ぇ点取りやがって!」
そんな事言われてもなぁ、、、←


取り敢えず勝己の手をそっと払った
地味に痛てぇ、、、←
貴『じゃあ聞くけど、実技の合計P何点だよ?』


俺がそう聞くと、勝己は椅子にドカッと座ってから答えた


え、俺の前なの、、、うるさくなりそう←
爆「77Pだわ!あなたは何Pだよ?!」
貴『ヴィランP80、救助レスキューP60の、計140Pだ。勝己、行儀悪ぃぞ』
爆「はぁ?!ふざけんなよ!第1救助Pってなんだよ?!」


行儀の事については無視かよ←
貴『その反応からして絶対救助P取ってないだろ、、、救助Pっつーのは、誰かを助けた時に貰える、審査制のPの事だよ』
爆「チッんだよそれ!」
?「君!机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか?!」
あ〜あ、だから先に言ってやったのに←


って、誰?、、、あぁ、受験の時の真面目君か
爆「思わねーよ!てめーどこ中だよ!端役が!」
貴『はぁ、勝己口悪ぃぞ。受験番号7111番君、すまんな、こういう奴なんだ、慣れてくれ←』
名前がわかんなかったから受験番号で呼んだ←
?「よく他人の受験番号を覚えてるな、、、ボ、、、俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
貴『俺は折寺中学出身の柊あなた、よろしくな飯田』
飯「あぁ、よろしく!」
爆「聡明〜〜?!くそエリートじゃねえか、ブッ殺し甲斐がありそだな!!」
飯「ブッコロシガイ?!君ひどいな、本当にヒーロー志望か?!」
貴『ほんとすまねぇ、こいつは同じ中学の爆豪勝己、よろしくしてやってくれ』
爆「さっきからよ、あなたは俺の母ちゃんかよ?!」
貴『んなの願い下げだわ(即答)←』
爆「あぁ?!んだと?!」
なんだか五月蝿くなりそうだから、勝己からそっと視線を外して、(←)教室内に知り合いを探す
ってか飯田どこ行ったんだ?
、、、見回してみると、教室の入口付近で出久と話してるのが見えた
よかった、出久も同じクラスか
《キーンコーンカーンコーン、、、》
あ、チャイムが鳴った
「お友達ごっこしたいなら他所よそへ行け」
教室内に声が響き渡った
って相澤さんじゃん、何してんだろ、芋虫みたい←
相「ここは、、、ヒーロー科だぞ」
凄い、新品のゼリー飲料が一瞬で、、、←
でも多分皆は“なんかいる!!!”って思ってんだろな←正解です
相「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
ここに居るって事は相澤さんが担任なのかな、、、?
緑「てことは、、、この人もプロのヒーロー?」
あれ?出久知ってるはずだと思うんだけどな、、、もしかしてまだ分かってないのか?
相「担任の相澤消太だ。よろしくね」
あ、やっぱ担任なんだ
相澤さんはおもむろに、さっきまで入っていた寝袋をゴソゴソし始めた
相「早速だが、体操服コレ着てグラウンドに出ろ」
貴『いや、相澤さんどっから出してんすか←』


皆の視線が一斉に集まる


やべ、ついつい声に出しちゃった←
相「お、あなたじゃねぇか。後、学校では“先生“な」
貴『あ、はい』
相「まぁ取り敢えず、全員これ着てグラウンド出ろ」

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