第10話

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2019/09/08 06:58
あれから数ヶ月か経って、今日はデートの日!
のはずだったんだけど、こんな時にすこぶる調子が悪い。
オッパにも迷惑かけられないから、最初に言っとくことにした。
ごめんね、スニョン。今日は遊べそうにないの。
ユソン
ユソン
、、、、オ、ッパ!
私の声は自分でも驚くぐらい声が出てなくて、
案の定オッパは目を見開いて急いで私の横に来る。
スンチョル
スンチョル
どうした?具合悪いか?
ユソン
ユソン
今日のデートは、オッパ断ってくれる?
自分で言えそうにないから。
スンチョル
スンチョル
うん。全然いいけど。
ユソン
ユソン
あっ、やばい、かも。
気持ち悪くなって、寝てるのもやっと。
スンチョル
スンチョル
病院行く?
オッパは相当焦ってる。心配かけてごめんね、オッパ?
ユソン
ユソン
、、、うん
病院に着くまでの間、車の中で何回も吐いた。
スニョンにはオッパが連絡を入れてくれたみたいで、
本当スニョンには申し訳ないことしたな、、、
医者
残念な話があります。
病院に着いてから聞いた言葉は、
第一声から最悪だった。
医者
ユソンさんの病気の進行は非常に早いです。
ユソン
ユソン
先生、私は、あとどれくらいですか?
医者
現実を言うと、卒業はほぼ100%
無理だと思います。
私たちも、最善を尽くしているのですが、
不治の病ですと、どうも喰い止めようが無くて、、、
医者
そして、今年の冬が山場です。
春まで持つ人は持ちますが、
やはり寒くなる冬に
終わりを迎える方は多いです。
医者
長くても、今度の夏が最後だと思っていただいた方が良いかと、、、
スンチョル
スンチョル
そう、ですか。
ユソン
ユソン
先生?
医者
はい?
ユソン
ユソン
私、大切な人がいるんです。
実は、今日もその人とのデートの約束がありました。
スンチョル
スンチョル
ユソン、、、
ユソン
ユソン
その人は私のことを理解してくれて、
最期まで一緒にいてくれるって言ってくれました。
医者
うん
ユソン
ユソン
彼は、私といると、
将来幸せになれないと思うんです。
ユソン
ユソン
私が今一番願うことは、病気が治ってほしいことです。
でも、そんな奇跡おきるはずないから、だから、
今私が願うことは、彼に幸せになってほしい。
それだけなんです。
医者
ユソンちゃん、君は強いね。
それに優しくて、人を愛することができる。
ユソン
ユソン
私は、どうすればいいですか?
医者
それはね、僕には決めることができないんだ。
もちろん、君の大好きな人にも。君のお兄さんにも。
答えを出すのは、ユソンちゃん自身なんだよ?
スンチョル
スンチョル
ユソン、オッパも、こうしなさいって決めるのも、
こうした方がいいって助言するのもできない。ごめんな?
でも、ユソンが決めた事は応援するよ?
ユソン
ユソン
わかりました。私、決めました。
医者
うん。頑張って!
薬をいつもより多めに出してくれた先生。
私はまた一歩死に向かった。
やっぱりずっとスニョンの事が好きで、

頭にはスニョンの事しかなくて、

もしも病気がなければ、

死ぬまで一緒に生きていけたんだろうなって思う。

病気の事話しても、突き放さずに、

しっかり受け止めてくれた。

この人なら私のことを理解してくれて、

最期まで幸せにしてくれるってわかってる。

だから、私は決めたの。

もう少しで半年記念日だね。

スニョン、、、、











































今までありがとう。大好きなので、別れてください。

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おぬチ
おぬチ
どうでしたか?
おぬチ
おぬチ
別れることを決意しちゃったユソン。
おぬチ
おぬチ
最後はどんな感じがいいですか?
おぬチ
おぬチ
アンケート取りたいです!
おぬチ
おぬチ
最後こうしてほしい!
みたいなのあったらコメントどうぞ!
待ってまーす!
おぬチ
おぬチ
それでは次回も頑張りますので、
お楽しみに〜

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