木全「瑠姫くんとあなたが付き合ってただなんて衝撃です」
白岩「でしょ??俺のあなただよ」
木全「あーあ、あんなに思わせぶりされたら僕のこと好きかなぁ、とか期待しちゃいました笑」
白岩「何が言いたいの?」
木全「僕あなたのこと好きなんですよ。」
白岩「…」
木全「奪おうと思えば奪えます。」
白岩「何言ってんの、」
木全「なんてね笑
瑠姫くんのなんですもんね」
白岩「奪わせる隙なんて作らせないけど笑」
木全「余裕ですね??泣かせたら僕が奪います」
白岩「ふーん、まああなた次第だね。」
木全「まあ僕は瑠姫くんのこともあなたのことも好きなんで。応援はしてます」
白岩「ありがと。やっぱあなたモテるよなぁ、」
木全「そうですね。モテますね可愛いもん」
白岩「誰が好きとかわかんの?」
木全「景瑚くんがあなたのこと好きなのは聞いたことありますよ」
白岩「え、景瑚?」
木全「そうですよ?」
白岩「うわぁ、かっこいいもん景瑚」
木全「付き合ってるんだから自信もってくださいよ。僕が悲しいです」
白岩「だよね、わかってる」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。