元木side
あなたお兄さんから連絡が来て、
あなたが意識不明?みたいな、
でも、詳しく聞いたら気を失ってるだけみたいで
ちょっと安心してしてた。
けど、原因がわかった時、
時が止まったように感じた
~10分前~
あなたのお兄さん、光成くんから連絡があった
“あなたの意識がなくて、救急車で運ばれて、今も意識がなくて、、”
“○△□病院です、1人じゃ無理そうです、来てくれませんか”
え、意識がない?え、どういうこと
しばらくパニックで考える事すら出来なかった←
けど、気づいたら病院に向かってて
病院に着いたら光成くんが状況を説明してくれて
ベットで寝てるあなたを見て
涙が止まらなかった
それからしばらくして
泣きながらも光成くんがゆっくり話し出した
その時ようやく気づいた
あなたはいじめられてこうなったんだ
確かに服から少しだけ見えたあなたの腕や足には
たくさんのアザがあった
光成くんに言われるまでそんなこと考えもしなかった
けどそう言われて、俺は犯人が思いついてしまった
犯人はきっとあの女子2人だ、、
でも、何で?こないだ仲直りしたはずじゃ、
今日やられたとしたら、
俺が、あなたが誰かに呼ばれてるって気づいた時
その時、そいつらがあなたを呼んでたってこと?
だとしたら、
こうなったのは俺のせいだ、、
悔やんでも悔やみきれなくて
その場に泣き崩れた。
ごめんなさい、ごめんなさい、
何回謝っても許されない
そんなことは分かってる
けど、あなたに直接謝るだけでもしたいから
早く起きて、、
NEXT🤪
久しぶり、?の2日連続更新!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。