檜山side
ただいまの時刻6時半。
今日は大学が休みだったから
ほぼ家にいたけど、
あなたがまだ帰ってこない...
どこか遊びに行く時は連絡してくれるのに
連絡は1つもない
俺が送ったメールも未読のまま...
どうしよう、、
そうだ、!
学校に行ってみようかな
久しぶりにも先生に会いたいし、
よしっ!
in高校~職員室~
『こんにちは~』
先生「え、檜山くん!!久しぶりだなぁ~」
『あーどうも~』
先生「どうしたの、急に?」
『妹を迎えに来たんですが、妹の教室ってどこですかね?』
先生「あぁ~あなたさん!それなら、2ーAですよ!檜山くん世代から2ーAは同じところですよ!」
『ほんとですか!!ちょっと行ってきますね!』
先生「はい!お迎えよろしくね!笑」
『ありがとうございます。行ってきます!』
何となく嫌な予感がした。
『あなた~』
あれ、いない。ここほんとに2Aだよね?
あ、でもあなたのカバンはある。
てことはまだ残ってるのか、、
え、どこ?どこにいるの?
少し気になって開いたあなたのケータイ
そこには湧くんや光輝くんからたくさんのメールが届いていた
やっぱりみんなも心配してたんだ、
てか、一緒に帰ってない。珍しい、
あ、もしかしたら、、
1つだけ思い当たる場所があった、、
きっとそこにいる。急がないと大変なことになる
このままじゃあなたがいなくなる気がして
全力で___に向かった
NEXT🤪
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!