車の窓を開け、顔を出してるよんじゅな
なんとマスクしかしていない状態。
服装は衣装のままで、隠すようにバスタオルを被せてるだけ。
ぽかーんとしながら、窓を閉めた。
ちょっと妬いたなんて言えない。
でも、私とMOAの愛の意味は違うもんね、
よんじゅなは自分が活動休止していた事を思い出してるのかな。
よんじゅなは例え私と付き合っていても
MOAへの愛は絶対に忘れないし、思い続けている事も分かってる。
今、私の事をMOAとして見てくれてるのかな?
私を真っ直ぐ見つめて言ってくれた。
よんじゅなは練習で足を怪我したり、
時々疲れて帰ってきてそのまま寝てしまう時があった。
私は迷わず頷いた。
チャミスルか、、家にあったっけ??
いや待ってこの人はお酒弱かった気がする。
next
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!