楽屋?へ着くと、5人のメンバーが居た。
よんじゅなが私を見るなり、抱き着いてきた。
あ、2人は知り合いだった?のかな?
と、2人が話す中で
コソッとよんじゅなが言った。
私はよんじゅなに手を引かれ、
この部屋の隣の隣の部屋まで連れられた。
話したいに決まってます 、
そりゃあ大好きなTXTだもん。
推しだもんね
私の中の天使がもう引き下がりなさい "と言っている .
こんなこと言ったらよんじゅながまた妬いちゃうと。
顎をクイッと上げられ、意地悪な顔でニヤッと笑う .
早く引き下がりなさい 、私。
と、低い声で耳打ちされる 。
よんじゅなからすっと離れて一定の距離を保つ。
近くにあった壁まで追いやられて、私を囲うように壁に肘をつき、上から見下ろしてくる .
いつものように話して欲しいのに
ギロッと睨まれ、息が詰まった。
どうやら、私が引き下がらなかったので怒ってしまったようです……
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。