第207話

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2022/08/02 09:00




しかし、MCの時や、曲中にステージ上を駆け回る時など






よんじゅなと何度も目があった気がする








y
y
  ヨンジュナ〜!  





こっちまで来た時に叫んでみた





すると、笑顔で手を振り返してくれた。





やっぱり、私に気付いてくれてるんだ。






いつから気づいたのかは分からないけれど






こんな幸せな事ないだろう。









sn
sn
  あ〜僕もアイドルになりたかった  
sn
sn
  沢山の人に名前叫ばれて良いなぁ  
y
y
  ソヌくんはアイドル向きだよね  
そのキャラ絶対人気が出そう
sn
sn
  へへ、僕可愛いでしょ??  





と、自分の頬を両手で包んで微笑みかけてくる。






y
y
  可愛い!よしよし!  






頭を撫でていると







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  ……  






よんじゅなが悲しい表情をしてこちらを見ていた。







y
y
  あ、ボムギュくん今の見た!?  
かっこよかったよ
sn
sn
  え、何したんですか!  
y
y
  舌ペロした!!  
sn
sn
  やばいやばいやばい  
僕それ見たかったよーー!





クマのぬいぐるみを抱き締め、残念がるソヌくん (







y
y
  またやるでしょ!多分  





ボムギュさんは表情管理が上手だから





沢山のボムギュペンを虜にさせる








sn
sn
  やった!!ヌナ見た!?  
y
y
  あ〜見てなかった!  
よんじゅなを見てた!





踊れる曲は一緒に踊ったり




歌を口ずさんだりして、推しに一生懸命手を振って






久しぶりにオタクをして





やっぱりオタクが楽しいと思えた。





よんじゅなと出会わなかったら…と考えても





きっと私はオタクをして人生楽しんでたんだと思う。






それほど私の中でアイドルは生き甲斐なんだ。








y
y
  やっぱり楽しいねオタクって  
sn
sn
  TXTは僕の全てだー!  
y
y
  私も〜!  
sn
sn
  あ〜ボムギュさん可愛い!  
友達になりたいㅎㅎ





ソヌくんも終始笑顔で本当に心から楽しめているようだった







二人で会社を休んで来てしまったけど







この瞬間はもう二度と来ないものだから、私達は私達で楽しんだ。







これが、たった一つの大切な思い出に刻まれるんだ。






今後もきっと忘れることの無いかけがえのないものになっていく。







私は彼らに出会えて本当に良かった。








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