ぼむぎゅにも色々思うことがあって、攻撃的になった。
それにすびなとてひょなは便乗して
脱退 " なんて言葉を使ってしまった。
そしてぼむぎゅも、本心じゃない事を言ってしまった。
きっと、すびなとてひょなは
ぼむぎゅに気づいて欲しかったんだ。
だから態と演技をした。
という事を今話したら 、
大好きなメンバーに嫌われること、
それはこの世の終わりかと思えるほど 、
辛く苦しいものだと思う。
膝から崩れ落ちるほど安心しているひゅにん
ぼむぎゅは、
部屋の隅っこでグズグズと泣いていた。
皆で部屋を出て、行く振りをしたら
ガチャ "
ぼむぎゅが後ろから追いかけてきた。
本当、大人気ないけど
こうやって皆で走るのも久し振りだから
懐かしい気持ちになった。
やっぱり俺はこのメンバーと一緒に居たいって思えたんだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!