第5話

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4,588
2023/02/01 02:13
コンコン
レイン
レイン
失礼致します
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
レインか、入れ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あなたも一緒なのか
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
はい....お邪魔でしたか?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
いいや、俺は何よりもお前が優先だよ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
それでレイン、要件は?
レイン
レイン
私はあなた様からギィ様の元へと案内を頼まれただけですので
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
なんだ、気になることでもあったか?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
.ユニークスキルの使い方を教えて欲しいんです
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
ほぅ、
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
....あの、ダメですか?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
いや、構わない
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
レインは他の仕事があるだろ、外せ
レイン
レイン
かしこまりました
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
お前がいた世界は魔素すらないんだったな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
はい
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あなた、手を出せ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(手を出す)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
今からあなたに魔力を流す
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
魔力が体内に流れ込む感覚を覚えろ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
はいっ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
......
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(手が熱い....?)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(っ....!!)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(何かが流れ込んでくる?!...これが魔力、ってやつ?)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
今、俺とあなたの手を中心として魔力を流しているのはわかるか?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
はい、でも流れ込んでくるって言うよりここを中心として魔力が循環してる....?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
よく分かったな
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
人それぞれ魔力の器がある。それを越えないように循環させてるってわけだ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
次はお前自身を中心として周囲に魔力を流せ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
そうだな....まずは周囲回復エリアヒールを使ってみろ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
すー、はー....
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
.....周囲回復エリアヒール
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
....なるほど
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(っ...一気に疲れた気がする)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(魔力を使えばこんなに疲れるものなの?)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
回復魔法を使うことは出来ている、次は攻撃魔法だ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
回復魔法より疲れるかもしれないがまだやれるか?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
だ、大丈夫ですっ!
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
その意気だ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
....技によるが、基本的な攻撃魔法ならその発生場所に魔力を集めるといい
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
発生場所.....手とかってことですか?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、手から発生する魔法だと豪火フルフレアを試してみよう
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ど、どこに向かって撃てば....?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
....それでは俺に向かって撃ってみろ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
えっ?!
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
気にするな、
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
じゃ、じゃあ....
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
豪火フルフレア....
ゴォッ!!!
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
(なんつー、火力だ....魔素すら知らなかった赤子とは思えんな)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
フッ(息を吹きかける)
パァンッ!(火が飛び散る)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
っ...!
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
なかなか筋がいいな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
今の炎....どうやって....
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
気にするなと言っただろ?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ギィさんって強いんですね
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
俺には....守るべきものが出来たからな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
守るべきもの?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
さ、本題に移ろうか
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
魔力の流れを意識すればユニークスキルを使うのも簡単だ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
周囲回復エリアヒールを使う時みたいに自分中心に魔力を集めるといい
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
えっと....神之使者ミカエルでしたっけ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
(さ、あなた後からの見せどころだな)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
すー....はー......
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
神之使者ミカエル
....シーン
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
あれ.....何も、起きない?
ヴェルザード
ヴェルザード
加護を与える対象がないんですもの。当然の結果ではなくって?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
脅かすな、ヴェルザード
ヴェルザード
ヴェルザード
あら、魔力感知で気づかれていたでしょう?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ヴェルザード...さん?
ヴェルザード
ヴェルザード
挨拶が送れましたわね、私が氷の女帝ヴェルザードですわ
ヴェルザード
ヴェルザード
あなたの事はギィから聞いてますわ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
えっ?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
余計なことは言うな、ヴェルザード
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
まるで俺があなたに会うのを楽しみにしていたみたいじゃないか
ヴェルザード
ヴェルザード
あら、実際そうでしたわよ?
ヴェルザード
ヴェルザード
お忘れになられたのかしら。
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
あの、ヴェルザードさん
ヴェルザード
ヴェルザード
どうしたの?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
加護を与える対象って....
ヴェルザード
ヴェルザード
そうね、分かりやすく伝えるなら....
ヴェルザード
ヴェルザード
浄化魔法というものがあるわ
ヴェルザード
ヴェルザード
でもその魔法は浄化する対象....毒に犯された沼なんかがないと発動しない
ヴェルザード
ヴェルザード
あなたの能力もそれと似たようなもののはずよ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
なるほど...
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
加護を与えるに値するものじゃないと発動しないんですか?
ヴェルザード
ヴェルザード
そうよ
ヴェルザード
ヴェルザード
その審査をするのは「世界の声」と呼ばれる神々
ヴェルザード
ヴェルザード
だから神の加護と呼ばれているわ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
じゃあ練習は出来ないのですね...
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
だが、魔力を鍛えることで発動する可能性は格段に上がる
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
審査が通らないかもしれないが、魔力不足で発動しなければ審査もクソもないからな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
そうですね、私鍛えてみますっ!
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ありがとうございました、ギィさん、ヴェルザードさん!
ヴェルザード
ヴェルザード
私の事はヴェルザードと呼んで
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
えっ、でも私より随分魔素が強いように見えますが...
ヴェルザード
ヴェルザード
いいのよ、あなたにはそれほどの価値があるわ
ヴェルザード
ヴェルザード
それに、私があなたと仲良くなりたいのよ
ヴェルザード
ヴェルザード
いけない?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
いえ...!
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
....分からないことがあったらまた聞いてもいいですか?ヴェルザード
ヴェルザード
ヴェルザード
ええ、もちろんよ

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