第2話

໒꒱
7,117
2022/12/14 13:40
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
んっ.......
ミザリー
ミザリー
あなた様おはようございます
ミザリー
ミザリー
お目覚め、心よりお喜び申し上げます
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
.....
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
お、おはよう...ございます
ミザリー
ミザリー
私はミザリー、原初の緑でございます
ミザリー
ミザリー
私に敬語は不要ですよ
ミザリー
ミザリー
あなた様のお目覚めをギィ様に報告してまいります
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ありがとう....
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
あのっ、
ミザリー
ミザリー
はい
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
私の名前、なんで....
ミザリー
ミザリー
ギィ様が名付けされたのでございます
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ギィ.....
そのギィって人はどうして私の名前を知っているの?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
っ、さむ....
サワッ(なにかに触れる)

え、何このふわふわとした感覚.....
それに背中が妙に重い、まさかっ...!
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
か、鏡......
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
っ!
鏡を見るとそこには引きずるほど大きな羽を持った知らない人の姿があった
青い瞳、ベージュがかったふわふわの髪、白い肌に病的に細い体、死ぬ前の私とは全く違う容姿をしている
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
新しい体は気に入ったか?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ビクッ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
そんなに怖がるなよ、転生に名付けまで手伝ってやったのに俺は悲しいぜ?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
この体、あなたが?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、体だけじゃない名前もだ。なぁあなた?
フワッ(風が巻き上がる)

っ、何、この感じ
体の底から暑くなる.....!
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
気に入ったか?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
私の名前、なんで知って.....
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、そう言えば記憶があるんだったな
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
じゃあゆっくり話をしようか
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あなたは一般的には召喚者と呼ばれる人に含まれるんだ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
召喚者....?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、この俺が直々に呼び出したんだからな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
ギィ様が.....私を?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
様なんてつけるんじゃねぇよ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
え、でも.....ミザリーさんが“ギィ様”って
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あいつはそう言った性分なんだよ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
お前は俺の横に立つ女だ、地位は同等だよ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
それってどういう....
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
それがお前をこの世に召喚した理由だ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あなた、お前を俺の妃にしたい
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
えっ、?
ミザリー
ミザリー
ギィ様は前世のあなたの魂に惚れたのですよ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
っ、おいミザリー....
ミザリー
ミザリー
ゴホンッ(咳払い)
ミザリー
ミザリー
失礼しました
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
.....まぁ、そういう事だ
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
だから....私をこの世に?
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、お前は輪廻転生の輪からも外されていたからな
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
そう、なんですね
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、つっても悪い事をしたから外されたわけじゃねぇ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
まだ死ぬ予定じゃなかったんだよ、横にいたやつを庇って死んだんだろ?
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(そっか、モブのこと庇って死んだんだ.....)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
(まさかその時に空を飛びたいって願ったから...?)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
ポスッ(頭を撫でる)
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
着替えて応接間に来い、腹が減っているだろう
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
ミザリー
ミザリー
ミザリー
かしこまりました
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
え、あの、わたしっ....自分で!
ミザリー
ミザリー
私にお任せ下さい、あなた様
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
必要ならレインにも手伝わせよう
ミザリー
ミザリー
いえ、私だけで十分です
ミザリー
ミザリー
レインにはお食事の用意をさせますので暫くお待ちください
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
あぁ、頼んだよ
ギィ・クリムゾン
ギィ・クリムゾン
じゃあ待ってるぜ、チュッ(額にキスをする)
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
っ....!
ミザリー
ミザリー
はぁ.....
ミザリー
ミザリー
ではあなた様ご入浴の準備が出来ております
(なまえ)・ミカエル
あなた・ミカエル
は、はいっ!

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