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2021/07/10

第20話

また後で


あなた 「違うんです、あか………蒼井先輩は私を職員室まで案内してくれて。蒼井先輩、少しだけお父さんに雰囲気が似てて、思い出しちゃって…」




輝 「そっか、ありがとう。蒼井。後は僕が引き受けるから、戻っていいよ」




茜 「……」




そのまま、蒼井先輩は何も言わずに立ち去って行った。



そして、私と輝さんの間に流れる気まずい空気。



心臓がストレスと不安で爆発しそう。





輝 「何かあったの?」



あなた 「え?だから……」





輝 「違う……よね?」




あぁ、やっぱり、この人に隠し事は無理だ。



いつだって、本当の私を見てくれる。





あなた 「今日の昼休み、話したいです。ちゃんと。」



輝 「分かった。待ってるね」




そう言って輝さんは笑った。






花のような笑顔に、何もかも吸い取られてしまいそうだった。