え?
今、探偵社とポートマフィアと聞こえたのですが?
気のせいだよね?そうだよね?
気のせいであって!
気のせいではなかったよ。
ハッハッハッハー、泣きそう( ω-、)
取りあえず、間違いの訂正が先か。
誰がなんと言おうと、私たちは探偵社員でもポートマフィアでもない。
違う、と言っても向こうは聞く耳を持たない。
当たり前といえば当たり前なんですけどね。
けど、そろそろ私の堪忍袋が切れそうなんですが。
ブチッ
その言葉を聞いて、遂に、
私の堪忍袋が切れた。
そして、彰の方を見て、
彰に言い終わると、目線の向きを戻して、
言い終わった頃には息切れがすごく、ずっと息を整えていた。
いつの間にか相手が目の前に来ていて、私を殴ろうとしていた。
あ~、これは、当たると痛いやつだ。
私はただこれから来るであろう痛みについて考えていると、
そう聞こえて、前を見てみれば、
私を殴ろうとしていた人が、気絶してました。
そこまで言ったっけ、私?
まあ、
そこからは、私たちの一方的な攻撃だった。
いや、向こうも反撃してきたけど、神から上げてもらった身体能力のお陰で、向こうの攻撃が当たらなかった。
いや~、スッキリしました!
いや、いつの間に!
彰はどこからか地図を出し、指差した。
そして、私たちは、光に包まれていった。
けど、
声が聞こえたので、振り返ってみたら、
新旧双黒が居ました。
げっ、気づかれた!
急いでいたので向こうには顔が見られてないはず!!
敦くんの制止の声が聞こえたのと同時に、私たちは出口にとんだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。