薬のせいで風邪を引いてしまってるなら、
それは私の責任でもある。
だって薬を飲ませちゃってるのは私だから。
正直男の人は怖い。
でも、みんなだったら大丈夫。
…… ショウも、女の子みたいだし ……
誰かが風邪を面倒みるのは
珍しいことじゃない。
わたしもみんなに見てもらったし、
恩返しの気持ちでいつも面倒をみていた。
自分にそれを言い聞かせてお粥を作っていた。
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お粥が完成後、
二手に分かれて食べさせに行くことにした。
マナ、リト、ウェン、テツ。
意外と食欲はあったらしくもぐもぐ食べてくれた。
みんな気を使ってあんまり話してなかったけど、
おいしい!!!ありがと!!!!
っていう笑顔を見せてくれた。
テツの優しさが身に染みる。
ほんとやさしいよなぁ、
おんなのこでも、おとこのひとでも。
…… 向こうではなにか揉めてるらしい。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。