第7話
協力者
なんてこったぱんだこった。
横見君が満足気に頷いている。
私がおずおずしていると、
と言ってきた。
なんと!この方は水川くんのカッコ良さが分かるのですか!
しまった、と思った時には時すでに遅し。
横見くんが私の突然の食いつきに隣で大笑いしている。
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥
席替え終わり、1時間目が始まる前の休憩時間。
かくかくしかじか先程あった出来事を美優に説明しているところだ。
という美優は笑っている。
私は美優の言っている意味がよく分かんなかった。
悩みどころしかないけれども?!
とは言ってみるが実際横見と水川くんが仲良いのは事実だしなんとかなるかもしれない。
さすが美優、私のことならなんでもお見通しだ。
褒められた美優は満足気だ。可愛いなぁ。
親友の存在って頼もしいなぁ。
ふと時計を見ると1時間目が始まる前1分前だ。
私と美優はお互い新しい席で頑張ろうと健闘を誓いそれぞれの席に戻って行った。
私のネガティブ思考が目立ってきた。
キーンコーンカーンコーン
と、そんな心配もなくさすが陽キャの横見君。
彼の方から話しかけてきてくれた。
これはこれはもしかしてLINE追加しろって言う流れなのでは…?!
いきなりハードル高くない〜〜?!