ご飯食べて、海行って帰る時間になった。
バスに乗って帰ってきた。
家まで歩いて行く帰り道が終わって欲しくなくて、
ずっーと続いていて欲しい。
目黒「あなた、楽しかったね」
『うん。そうだね楽しかった』
目黒「てか変わってたね。熱海」
『全然違った』
目黒「また行きたいね!でもないか……」
『いや、ふたりじゃないんだったらあるよ』
目黒「ふたりじゃない」
『うん』
目黒「てか、あなた家じゃん。はい 」
蓮が持ってくれていたお土産を私に渡した。
『ありがとう。じゃあまたね』
私は入ろうとした。
その時、蓮が私にバックハグ!
目黒「ごめん。俺無理我慢できないよ」
『どうしたの?』
目黒「俺、あなたには阿部くんがいるからって言い聞かせてきた。でももう無理。 」
『蓮……?』
目黒「あなた。こっちむいて」
蓮の方を向いた。
目黒「大好きいや愛してるよ」
蓮はおでこにKissして走って帰った。
私は自分が嫌いだ。
亮平くんがいるでも蓮にドキドキしてしまう。
あと、
あと少しで2人の前から消えないと行けない事も
はっきりしないんだ。
\[♡25]
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。