ある日
俺は最近、あなたを嫉妬させたい
俺が綺麗な女の人の画像を見せても
ほら、こんな感じ
だから今日は最終手段を使おうをと思う
くっ!!!
あなたからデートの誘いだなんて…
ここは我慢、我慢
俺はあなたの言葉を無視して携帯をいじりながら女の写真を見る
正直、どこが可愛いのか分からないけど
あなたの方が可愛いし!!
だけどね?まぁ嫉妬させたいから
やっちまった…
あなたは俺達の部屋に戻って行った
ドア越しでも聞こえる
あなたの泣き声
こういう時は
ガチャ
扉がゆっくり開いた
下を向いて泣いてる
可愛いーーー!!
ギュ
チュ
その後…
クイ
急に袖を掴まれた
耳のそばで呟かれて
恥ずかしくなる
キュンキュンする♡♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。