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2021/03/09

第2話

1 “家族”って
あなたは竈門家の長女。長男である炭治郎と双子だ。
双子だからか、耳飾りを炭治郎と片方ずつ受け継いだ。
あなたは髪色や目の色が違っていて、あまり家族と似ていなかったが
家族は全く気にせず、あなたのことを愛してくれた。
そんなあなたは、幸せな日々を過ごした。
そう…あの日までは………。






あの日、あなたは朝早くから、山菜を取りに行っていた。
家族に喜んでもらえるように、数時間ずっと……



✳︎ ✳︎ ✳︎
(なまえ)
あなた
………?
ーー家に帰ってきたあなたは何か違和感を感じる。
違和感を感じるのは当然だった。家族が、話しかけても反応せず、
いつも言ってくれる“お帰り”も言ってくれないのだから………。
(なまえ)
あなた
(こんなことは初めてだな…。何か私、したのかなぁ…?)
昨日までは家族全員、いつも通りだった。
と、言うことは、今日……???
(なまえ)
あなた
(カギを締め忘れて、強盗が入った…とか?いや、ありえない。ちゃんと確認したし。第一、こんなところまで強盗なんて来ない。)
あなたの家は裕福のお金持ちなわけではない。
今日した行動を思い出す。しかし、あなたには思い当たることなんてなかった。
(なまえ)
あなた
(もう、聞いてみよう。)
自分の目の前を通り過ぎようとする炭治郎に声をかける。
(なまえ)
あなた
た、炭治郎?なんでみんなそんなに怒ってるの?何か悪いことをしたなら謝るから………!!
そう言ったあなたに、炭治郎は目を見開く。
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
(自覚がないのか……??)
………
町に行って聞いてみたらどうだ。
自分がした、悪事をな。
冷たい一言。理由を言ってくれない炭治郎に、
             あなたの不安を募らせていった。
ーーーあなたは理由を確かめるために、無我夢中で走った。
あなたが本気で走った場合100mを12秒で走れるのだ。
(ちなみに現在の世界記録はウサイン・ボルトの9秒58です。)
(なまえ)
あなた
(はぁ…はぁ…着いt)
ーーードゴッ!
(なまえ)
あなた
〜っ!!(いったぁ…頭に石が当たったんだけど…どうして?)
町の子供
やぁい!人殺しなんてあっちにいっちまえ!最低野郎め!
“人殺し”
そう呼ばれた時、あなたの思考は停止した
(なまえ)
あなた
(人殺し…って?)
火藍
火藍
あ!!あなたちゃんだぁ〜!!
その声は…
(なまえ)
あなた
火藍からん
火藍
火藍
そうそう!久しぶりだねっ
(なまえ)
あなた
か、火藍……
私…人殺しって…何をやったの…??
記憶にないよ……?
火藍
火藍
(……記憶にないのは当然でしょ♪)
じゃあ、私が教えてあげる!
こっちに来て?
(なまえ)
あなた
う、うん…
火藍はそう言い、あなたを路地裏に連れていった。
ーーー誰も来なさそうな暗い路地裏。
別に今ここで話してもいいだろうに。
話しにくいことでも…いや、人殺しってことはだいぶヤバイことをいたのか……と、あなたは考える。
(なまえ)
あなた
それで?私は何を?
火藍
火藍
もう…。あなたちゃんったら、そんなに急がなくていいじゃない!
早く自分が何をしたか教えてほしいあなたに、
火藍はわざとらしく溜め息をつく。
火藍
火藍
別にあなたちゃんは何もしてないよ?
(なまえ)
あなた
………
…えっ?
思いもよらない言葉にあなたは呆然とする
(なまえ)
あなた
え…と、だって、石投げられたし、人殺しっt
火藍
火藍
ごめ〜ん、私が濡れ衣着せちゃったからだね♪
火藍はあなたの言葉を遮り、衝撃の一言を口にした
(なまえ)
あなた
………濡れ衣!?じゃあ…人殺しは…
火藍
火藍
私ってわけだよ!
平然としている火藍に、あなたは戸惑った
(なまえ)
あなた
なん…で…?なんで私に…??
火藍
火藍
私だって、死ぬとは思わなかったんだからさぁ…
火藍は、あなたに“人殺し”という濡れ衣を着せるまでを話した______
昔、2人虐めていたこと。
偶然か分からないが、
同じ日に1人は自殺し、

1人はこれまで刃向かわなかったのに、
刃向かい、火藍に突き飛ばされたところ打ちどころが悪く死んでしまったこと。


正確には殺していないが、虐めが原因なので
火藍が人殺しと呼ばれるハメに…と悟った火藍は
「あなたが虐めていた。自分は脅され、言われた通りにやってた!」と濡れ衣を着せたこと…
火藍
火藍
ん〜刃向かったってことは、2人で計画立てて自分達は死に、私を困らせようとしてたんじゃないかなぁ〜??
微笑みながら火藍は言う。
(なまえ)
あなた
だ…だからって、なんで私に濡れ衣を着せたの…っ!?
火藍
火藍
さっきから、同じ質問ばっかりだね…。
火藍
火藍
親友だから当然でしょう?
そんなの当然、と言って、平然と告げる
(なまえ)
あなた
(親友だから??親友なら普通濡れ衣なんて…。)
(なまえ)
あなた
…じゃあ、私と親友になったのは私を利用する為?
自分で思ったより低い声になってしまう。
あなたは、さすがにそんなことはないだろうな、
と思いながら一応確かめるために火藍に聞いた
火藍
火藍
?うんっ♪
私、頑張ったんだ!1年もかけてあなたちゃんの字と同じ字にできるように!
(なまえ)
あなた
(火藍と友達になったのは1年半前…。そんな昔から!?)
(なまえ)
あなた
……字を真似る為に日記を交換しあってたの?
私が明日何するかとか聞いてきたのは、いざという時私を利用できるように
虐めの現場を見られないようにしてたから?
火藍
火藍
うんうん、よくわかったね!
(なまえ)
あなた
…こんな人だったんだ…。ほんっと、最低ね。
(なまえ)
あなた
……〜っ
あなたは自分が今声に出した言葉を聞き驚く。
(なまえ)
あなた
(誰にも悪口なんて言ったことなかった…。なのに、今最低って…?)
火藍
火藍
そうね、私は最低だけど、
火藍
火藍
自分がただ単に人殺しって言われただけでそこまで怒るかな?
家族の人達に信じてもらえなかったの?ニコッ
(なまえ)
あなた
そう…だよ。
火藍
火藍
え?炭治郎君達、そんな人だったの?家族なのに信じてもらえなかったの?
本当に家族って言える?
自分があなたがやったと半信半疑だった炭治郎達に信じこませたのに、
火藍はわざととぼける
(なまえ)
あなた
(本当に家族って言えるのか……??たしかに…信じてくれなかった…私の言い分を、聞いてくれなかった!)
火藍
火藍
もういいや、つまんない!じゃあね♪
スキップして機嫌が良さそうに帰っていく。
火藍
火藍
(最低って何よ…??私なんかより、あいつらの方が最低じゃない…っ!少しやり返したからって…。)
火藍
火藍
(いつもあなたちゃんだけが愛されていたの!当然だよね…っ?)
火藍は機嫌が良いわけではなかった。心の中で、散々“誰か”や、“あなた”の悪口を言っていた。







ーー帰ってから、炭治郎に少し嫌味を言われたが、あなたは無視した。
ずっと家族とは何か、考えていたからだ。全く答えが出ないあなたは、
眠れぬ夜を過ごした______
to be continued
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どうも、主です。どうだったでしょうか?初めて2600文字超えました💦
この話では、あなたと火藍が中心でした。
次回、火藍があなたを嫌いな理由が明かされます。(あと禰󠄀豆子も。今回全く出てこなかった(ーー;))
お楽しみに!