いつも通り、いつものバスに乗って、いつもの席に座る。
実は、
通学のバスって、私の密かな楽しみなんだよね…+♡:.(っ>ω<c).:♡+°
あ!来た!
毎朝バスで子のおばあさんに会うのが、私の些細な楽しみなのさ☆
高校に入学して、バス通を始めてから毎日会うの。
おばあさんはスッゴく優しくて、毎日色んな楽しい話ができるから、('□'* )だ ('ㅂ'* )い ('ε'* )す ('ㅂ'* )き♡
おばあさんと話してると、なんかスッゴく心がポカポカする…
私がこうやってお話をすることもあるけど、
おばあさんがいろんな話をしてくれることもあるんだ!
おばあさんの話は、友達と話すみたいにバカ笑いするような話じゃないけど、聞いていると引き込まれちゃうんだよね!
うちらの知らない、この町の昔話とか、おばあさんの初恋の話とか…///
ほんっと楽しいんだ!
そうだ!今度悠緋にも会わせてあげよ!
おばあさんは、私の降車駅の1つ前で降りる。
おばあさんの話、もっと聞きたいな…
いつもそう思うけど、まぁ、明日もきっと会える!!!
そう思えばまた、明るくなれるんだ♪
そういっておばあさんは、ゆっくりゆっくりバスを降りていった。
車窓の外では、おばあさんが柔らかく微笑んでこっちを見てる。
あぁ、和むなぁ…(*´ω`*)
私はいつも通り手を降って、バスと反対側に歩いていくおばあさんを見送った。
よし、いつものトコに行こう☆
今日も勿論、悠緋と待ち合わせ♪
ていうか、いまとなっては当たり前?ww
あぁ~、なんだかんだ登校時間って幸せだな~…♡
いつのまにか、私はskip☆で待ち合わせの桜の木の下に向かっていた…♡♡♡
♡(ฅ•ω•ฅ)♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。