第3話

Story1
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2020/10/16 09:04
あなたside
リドルが

レオナが

アズールが

ジャミルが

オーバーブロットしたらしい

助けたのは”監督生ユウ君

魔力を持たない異世界から来た男の子

リドルも

レオナも

アズールも

ジャミルも

相談してたのは私なのにね

ああ、駄目だこんな事考えちゃ

助かったんだから

助けてくれたんだから

良かった

良かった

ね…?
イデア・シュラウド
イデア・シュラウド
あなた?
(なまえ)
あなた
あ、どうした?イデア
イデア・シュラウド
イデア・シュラウド
あなたの様子が可笑しかったから……
(なまえ)
あなた
嗚呼、何でもないよ!
今度植物園行ってみようかな

レオナ、話聞いてくれるかな?

何時もみたいに抱き枕にされたら面白いなー

なんて

───────  

────



〜放課後〜

〈植物園ー温帯ゾーン〉
あ、レオナ居た

でも、別の声も聞こえる
レオナ・キングスカラー
レオナ・キングスカラー
うるせぇな…
ユウ
ユウ
煩いじゃないんですよレオナ先輩!
授業ちゃんと出てくださいよ!!
……ユウ君か
レオナ・キングスカラー
レオナ・キングスカラー
チッ面倒くせぇ…
黙って抱き枕にでもなってろ
…………え…

あれ…

抱き枕って…

そりゃあそうか

私じゃなくてもなれるもんね

あはは、はは…

ユウ君やっぱり凄いなぁ

レオナにあんなに言えるんだもん

まだ一年生なのに…

レオナの“抱き枕”になってるんだもん

私より…凄い…

良いや…帰ろ

邪魔しちゃ悪いもんね

でも

なんか

モヤっとするな…
*‧・❁˚.・*❁

レオナside
うるせぇ草食動物が今日も来やがった

アイツが来るようになってからあなたが来ねぇ

今日もそうだ

草食動物が来て

少ししてからあなたが来た

そのまま来るだろうと思って草食動物を抱き枕にして待ってた

だが

あなたは帰りやがった

バレてねぇとでも思ってんのかアイツは

匂いも

足音も

バレてんだよ

まァ大丈夫だろ

アイツも結構変わったしな

いつか来んだろ

アイツは強い

大丈夫だ

インクの音が…聞こえた気がした

レオナside…END

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